「気がついたら夫とは別々に暮らしていることが多かった!」一風変わった夫婦生活を続けてきたと話すのは、漫画家の堀内三佳さん。傍からは円満そうに見えていても、一度や二度離婚危機があったという家庭は多いもの。堀内さん夫妻も例外ではなく、お酒を飲んだら手が付けられなくなり、住む場所から仕事まで好き勝手にしてきた夫にはあきれ果てていたといいます。それでも離婚に至らなかったワケの一つは、別居をして「お互いにあまり関与しない」スタンスがあったこと。
夫婦別居はそう簡単にできることではありませんが、子どもの受験など折に触れてメリットもあったそう。「家族はみんなで一緒に暮らす」そんな“当たり前” から離れてみると、新たな発見があるかもしれません。
※本記事は堀内三佳著の書籍『一緒に住まない夫婦 そしたら夫が死にかけて』から一部抜粋・編集しました
妻と娘たちは北海道、夫は東京で別々に暮らしていた堀内さん一家は、長女の中学入学をきっかけに家族みんなで東京で暮らすことに。そんなある日、もともと酒グセの悪かった夫は、仕事のストレスから大量にお酒を飲んで帰宅し朝方まで大暴れ!反省しているのかと思いきや…?
手に負えない夫には旅をさせよ
東京で同居
引きこもり生活を続ける夫を海外に行かせるという、まさかの策をくりだした堀内さん。狙い通り夫はアクティブに行動し始め、堀内さんと娘さんの3人暮らしも順調なよう。もし、あなたが子どももいる夫婦なら「別々に住む」という選択肢は考えられますか?
著=堀内三佳/『一緒に住まない夫婦 そしたら夫が死にかけて』