2月も半ば、いまが寒さの底という感じですね。家の中で暖房器具を使っていても、なんだかまだ冷える…ということもけっこうあるのでは? そんな体を芯から温めるには、あったか~い料理を食べるのが一番! 熱々の煮込みうどんを手早く作ってすすれば、手足の先までぽかぽかになるはずです。
キムチ煮込みうどん
【材料・2人分】
あさり(砂抜き)…200g、卵…2個、長ねぎ…1/2本、にら…40g、まいたけ…1/2パック(約50g)、白菜キムチ…80g、冷凍うどん…2玉、煮汁(中華スープ、しょうゆ…小さじ2、砂糖…小さじ1、塩…小さじ1/3)
【作り方】
1.ねぎは斜め薄切りにし、にらは4cm長さに切る。まいたけは食べやすくほぐし、キムチは大きければ、食べやすい大きさに切る。
2.鍋に煮汁の中華スープを温め、1を加える。煮立ったら、凍ったままのうどんとあさりを加えて煮る。うどんがほぐれてあさりの口があいたら、煮汁の残りの材料を加えて調味する。
3.仕上げに卵を割り落とし、白身が固まったら火を止める。
(1人分376kcal、塩分4.3g 調理/牛尾理恵 栄養計算/スタジオ食)
あさりをどっさり入れたスープは旨みたっぷり! キムチの辛味も加わって、食べ進めるほどに体が温まっていきそうです。あさりがない時は豚肉で代用もしても◎。落とし卵をからめながら、まろやかな味わいを楽しんで。
煮込みうどんは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
豚ねぎ煮込みうどん
みそとしょうゆの落ち着く味わいのつゆに、ごま油で甘辛く炒めたそぼろをのせて。仕上げに長ねぎの青い部分を薄く切って添えれば、見映えもアップ!
豚と白菜の中華煮込みうどん
オイスターソースでコク増しした野菜たっぷりのスープは、とろみをつけて熱々をキープ。冷蔵庫に残っている野菜を片づけるのにも、もってこいの一品。
ほうとう風みそ煮込みうどん
山梨に伝わる郷土料理・ほうとうをうどんでアレンジ。かぼちゃが溶け出したスープは、ほんのり甘みがあってほっとする味わいです。
豚肉のカレーミルク煮込みうどん
カレー粉+牛乳+みそで作るスープは子供も食べられるマイルドな味。大人は七味とうがらしをふっても◎。
今回ご紹介した料理は、冷凍うどんで作るものばかり。煮込みながら解凍すればいいので、鍋1つでできる手軽さもうれしいですね。
文=齋藤久美子(栄養士)