家に帰ってビールを開ける瞬間が何よりの楽しみという人も多いはず。その至福の時間に、今夜は野菜たっぷりのチヂミを添えて過ごしてみてはいかがでしょう。生では食べきれない量の野菜も、チヂミに入れてしまえば余裕で平らげられます。カリッと香ばしい生地は、ビールとの相性も最高!
チンゲンサイとツナのチヂミ
【材料・2人分】
チンゲンサイ…1株(約100g)〈長さを2〜3等分に切り、細切りにする〉、ツナ缶…1/2缶(約50g)〈缶汁ごと使う〉、生地(小麦粉…80g、溶き卵…1/2個分、とりガラスープの素・塩…各小さじ1/4、水…1カップ)、ポン酢じょうゆ…適量、ごま油
【作り方】
1.ボウルに生地の材料を溶き卵、とりガラスープの素、塩、小麦粉、水の順に入れてそのつど混ぜる。なめらかになったら具を加えて混ぜ合わせる。
2.フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、1を広げ入れる。約5分焼いたら上下を返し、ごま油大さじ1/2を縁に沿って回し入れる。
(1人分324kcal、塩分1.7g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
チンゲン菜をまるごと1わ分投入。ごま油は多めに入れて、生地をこんがりと焼き上げましょう。葉先がしんなりしてしまった青菜も、これならおいしく消費できますよ!
▼箸休めになる小鉢も添えて
チヂミは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
▼チヂミだけじゃもの足りないときは…
まるごと万能ねぎ1束チヂミ
ビタミンやミネラルが豊富な万能ねぎを、1束全部使って。カットせずにそのままフライパンに入れれば、ラクチン&きれいに仕上がります。
にんじんお焼き
にんじんの甘味が際立つシンプルなチヂミ。皮むき器で薄切りにして、小麦粉ベースの生地にさっくりと混ぜます。酢じょうゆにつけて食べてみて。
大根チヂミ
細切りにした大根がたっぷり! 豚こまと桜えびも一緒に入れて、両面こんがりと焼き上げて。コチュジャン入りの甘めのたれでどうぞ。
にらチヂミ
チヂミの定番といえばこれ。生地の材料をしっかり混ぜてから、具を加えるのがムラなく仕上げるコツです。
生地を裏返したら、フライパンの縁に沿ってごま油を回し入れて揚げ焼きにするのがポイント。カリカリの食感がやみつきになりますよ!
文=齋藤久美子(栄養士)