この時期堪能しておきたい秋の味覚といえば「さつまいも」。手軽に作れる人気のおやつで、しみじみと秋を感じてください! 今回は、みたらしあんをたっぷりかけたさつまいも白玉です。
教えてくれたのは
料理研究家ゆかりさん
「身近な材料で誰でも手軽に作れる」をモットーに、YouTubeチャンネル「料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ」を開設。分かりやすく丁寧な解説が評判を呼び、人気チャンネルに。テレビ、雑誌など、さまざまなメディアで活躍中。
みたらし風いも白玉
もちもち白玉に甘辛あんをたっぷりからめて♪
【材料・作りやすい分量】
さつまいも...100g
白玉粉...50g
砂糖...小さじ2
■みたらしあん
∟砂糖...大さじ4
∟しょうゆ...大さじ2
∟みりん...大さじ1
∟片栗粉...小さじ2
∟水...1/2カップ
【作り方】
1.さつまいもは皮をむいて1~2cm厚さの輪切りにし、水に約5分さらして水けをきる。耐熱ボウルに入れてラップをかけ、600Wで3分レンチンする(かたければ30秒ずつ追加加熱する)。
2.さつまいもが熱いうちに砂糖を加え、マッシャーなどで潰しながら混ぜる。別のボウルに白玉粉、水1/4カップを入れて混ぜ、均一になじんだら、さつまいものボウルに加えてゴムべらで混ぜる。水10~40mlを少量ずつ加えながらこね、しっとりまとまったら、直径3cmのだんご状に丸める。
3.鍋にたっぷりの湯を沸かし、2を入れてゆでる。浮いてきたらさらに約1分ゆでて氷水にとり、約5分冷やして水けをきって器に盛る。
4.フライパンにみたらしあんの材料を入れてよく混ぜ、中火にかける。へらで常に混ぜながら加熱し、とろみがつき、透明感が出てきたら3にかける。
(1/4量で130kcal/塩分1.3g レシピ考案/料理研究家ゆかり)
■【YUKARI’s POINT】
生地の水分量がもちもち食感のキモ!
生地は、しっとりとまとまり、さわっても手につかなくなるくらいが目安。さつまいもの水分量にもよるので、水は加減しながら加えてこね、多すぎた場合は白玉粉を足して調整して。
※さつまいもは種類や個体によって水分量が異なります。水分(水、牛乳など)を加えるときは、少量ずつ加え、状態を見て加減しましょう。
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
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【料理研究家ゆかりさんより】
さつまいもは切ったあとに水にさらすとアクが抜けて変色が防げます。長時間さらすと風味が抜けるので注意しましょう!
レシピ考案/料理研究家ゆかり 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=徳永陽子