お気に入りのカフェで気軽にほっとひと息が難しい人も多いハズカフェに行けないなら、自分で淹れたらいいじゃない!と、おうちコーヒー需要は増えています。でも、豆は?道具は?どれを買えばいい?うまく淹れられないんじゃないかな……そんなコーヒービギナーのあなたのために今さら聞けないコーヒーのきほんから道具や豆の選び方、おいしい淹れ方、コーヒーメーカーやコーヒー豆の種類までこれさえ知っておけば、今すぐおいしいコーヒーが淹れられるようになるアイテムやテクニックを詰め込みました!
今回はインスタントコーヒーの美味しい淹れ方をご紹介します。ゆっくりドリップしてる時間がないときに溶かすだけでできるインスタントは便利。ただ溶かすだけじゃなく、レンチンでもっとおいしく淹れる方法をご紹介します。
製法や粒の大きさも選ぶポイント
インスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーからの抽出液を凍結させたまま乾燥するフリーズドライ製法と、抽出液をそのまま粒子にするスプレードライ製法があります。
粒が大きめのフリーズドライのほうが香り高く、粒が小さいスプレードライ製法は価格が安い分味が劣る場合があります。
淹れるたびにビンを振るとカチカチになるのを防げる
インスタントコーヒーが使い切る前にカチカチに固まってしまった経験はありませんか? コーヒーを淹れたあと、フタを閉めて容器を振ると粉が湿りにくくなり、固まるのを防ぐことができます。
頻繁に飲まないのなら、個包装されたスティックタイプを常備するのもオススメです。
水からレンジで温めながら溶かして香りを引き立たせます
STEP1:カップにコーヒー粉と水を入れ、レンジへ
パッケージにある、規定量のインスタントコーヒーと水(パッケージに指定がない場合は2gと140ml)をカップに入れ、かき混ぜずに電子レンジに入れます。
STEP2:600Wで2分程度レンチンする
電子レンジに入れたカップを、様子を見ながら600Wで2分ほど温めます。電子レンジで水を温めながらコーヒーを抽出することで、香りを高めることができます。
STEP3:スプーンでよくかき混ぜる
電子レンジから出してスプーンでよくかき混ぜ、インスタントコーヒー粉を溶かす。いつものコーヒーより香りがアップ!
粉にお湯を注いでかき混ぜるだけで、すぐにできちゃうインスタントコーヒー。かつては風味の面で物足りないといわれていましたが、製造技術の向上でレギュラーコーヒーに迫る風味のものも出てきています。ぜひおすすめの淹れ方で美味しいコーヒータイムを楽しんでくださいね!
『LDK』11月号掲載