夏のレジャーには、汗・水に強いウォータープルーフの日焼け止めが必須です。ドラッグストアにも多くの商品がありますが、どれがいいか口コミを見てもわかりませんよね。そこで、UV耐水性をうたうアネッサやアリィー、ビオレ、ニベアなど人気10製品を徹底比較!おすすめランキングでご紹介します。
ウォータープルーフの日焼け止めを徹底比較
今回は、ドラッグストアをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入できる人気・売れ筋のウォータープルーフの日焼け止め10製品をピックアップ。
専門家協力のもと、次の4項目をテストしました。
焼けにくさ
紫外線を浴びるほどピンクに変わるUVラベル®︎を使って検証しました。
落ちにくさ
落ちにくさテストでは、耐水性をガチ検証! まず、着色した日焼け止めを腕に塗り10分間浸水。
さらにプールや海で泳いだときに動圧がかかることを想定し、シャワーを使った水圧テストも実施しました。
成分
成分のプロが全成分を分析。肌へのやさしさが考えられているかチェックしました。
使用感
ベタつかず、白浮きしないものが理想。塗り心地を複数モニターが評価しました。
以上を検証した結果は、高評価だったウォータープルーフの日焼け止めからおすすめ順にランキングで発表します。それではどうぞ!
※総合評価は「焼けにくさ」「落ちにくさ」を重視して決定しています。
※「UVラベル」は日油技研工業株式会社の登録商標です。
【10位】ヒカリミライ「ハイドラ タッチ UV プロテクター」
ヒカリミライ
ハイドラ タッチ UV プロテクター
実勢価格: 3,850円〜
内容量: 60g
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 2.44
焼けにくさ: 2.50
落ちにくさ: 1.50
成分: 2.50
使用感: 4.17
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング10位は、ヒカリミライ(HIKARIMIRAI)「ハイドラ タッチ UV プロテクター」。
化粧水のようなみずみずしさで伸びがよく、肌がサラサラに。ただ、耐水性は低く、シャワーでも浸水でもほとんど落ちてしまいました。
さらにUVカット力も物足りず、夏のレジャーシーンには不向きです。
UVカット率:87%
【9位】ニベアUV「ディーププロテクト&ケアジェル」
ニベアUV
ディーププロテクト&ケア ジェル
実勢価格: 809円〜
検証時価格: 847円
内容量: 80g
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 2.94
焼けにくさ: 1.50
落ちにくさ: 4.50
成分: 1.50
使用感: 4.17
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング9位は、ニベアUV「ディーププロテクト&ケアジェル」。
スーッと伸びてつけ心地が軽く水にも強いものの、UVカット力は他と比べると物足りませんでした。
レジャーシーンではなく、日常生活で使っていても日焼けに注意が必要です。
UVカット率:80%
【8位】サンカット「プロディフェンス マルチブロックUV ミルク」
サンカット
プロディフェンス マルチブロックUV ミルク
実勢価格: 1,709円〜
検証時価格: 2,200円
医薬部外品: ◯
内容量: 60ml
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 3.20
焼けにくさ: 5.00
落ちにくさ: 2.00
成分: 3.00
使用感: 2.17
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング8位は、サンカット「プロディフェンス マルチブロックUV ミルク」。
今回検証した製品の中では耐水性が低い結果に。
制汗機能搭載は新しいですが、水辺で使うには心もとなさすぎます。油っぽいテクスチャーも低評価でした。
UVカット率:98%
【7位】スック「プロテクティング デイ クリーム」
スック
プロテクティング デイ クリーム
実勢価格: 8,800円〜
検証時価格: 7,700円
内容量: 30g
SPF: 50+
PA: +++
総合評価: 3.47
焼けにくさ: 4.50
落ちにくさ: 2.50
成分: 3.50
使用感: 3.33
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング7位は、スック(SUQQU)「プロテクティング デイ クリーム」。
紫外線はちゃんとブロックしますが、シャワーを当てるとほとんど落ちてしまいました。
ほのかな香りがモニターさんに好評でしたが、「伸びがイマイチ」という声も。
UVカット率:97%
【6位】ビオレUV「アクアリッチ ウォータリーエッセンス」
ビオレUV
アクアリッチ ウォータリーエッセンス
実勢価格: 690円〜
検証時価格: 815円
内容量: 70g
SPF: 50+
PA: +++
総合評価: 3.83
焼けにくさ: 5.00
落ちにくさ: 4.00
成分: 1.50
使用感: 3.50
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング6位は、ビオレUV「アクアリッチ ウォータリーエッセンス」。
焼けにくく落ちにくいのは魅力的で、スルスル伸びる軽さもgood。
ただ、UVカット成分が刺激となりうる吸収剤のみ、エタノールは2番目に表記と成分の評価はあと一歩でした。
UVカット率:98%
【5位】コスメデコルテ「サンシェルター マルチプロテクション ベリーウォーターレジスタント」
コスメデコルテ
サンシェルター マルチプロテクション ベリーウォーターレジスタント
実勢価格: 2,980円〜
検証時価格: 3,300円
内容量: 35g
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 3.89
焼けにくさ: 5.00
落ちにくさ: 3.00
成分: 3.00
使用感: 4.33
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング5位は、コスメデコルテ(COSME DECORTE)「サンシェルター マルチプロテクション ベリーウォーターレジスタント」。
スーッと伸びて白浮きせず、顔に塗ってもメイクの邪魔をしないのはさすがコスメブランド。
紫外線も強力ブロックします。対シャワーの落ちにくさはそこそこでした。
UVカット率:98%
落ちにくさ:水圧にはやや弱め
落ちにくさはそこそこでした。
【4位】アリィー「クロノビューティ ミルクUV EX」
アリィー
クロノビューティ ミルク UV EX
実勢価格: 2,079円〜
検証時価格: 2,310円
内容量: 60ml
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 3.92
焼けにくさ: 4.50
落ちにくさ: 3.75
成分: 3.00
使用感: 4.00
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング4位は、アリィー(ALLIE)「クロノビューティ ミルクUV EX」。
紫外線はしっかりブロックしますが、耐水性テストは好成績とまではいえず、通勤など日常使いにしたほうがよさそうです。
塗ると肌がサラサラになってやや白浮きが気になります。エタノールに弱い人は注意が必要です。
UVカット率:96%
落ちにくさ:耐水性はフツー
耐水性はフツーでした。
【2位】トランシーノ「薬用UVプロテクター(医薬部外品)」
トランシーノ
薬用UVプロテクター(医薬部外品)
実勢価格: 2,230円〜
検証時価格: 2,860円
医薬部外品: ◯
内容量: 30ml
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 4.05
焼けにくさ: 5.00
落ちにくさ: 3.25
成分: 4.50
使用感: 3.33
UVカットしながら美白ケアもできる
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング2位は、トランシーノ「薬用UVプロテクター(医薬部外品)」。
夏の強い紫外線から肌をバッチリ守ってくれ、白浮きしないので顔にも使いやすいです。
UVカット成分は低刺激な散乱剤のみで、有効成分トラネキサム酸配合と成分も優秀です。
おすすめポイント
- UVカット成分は低刺激な散乱剤のみ
- トラネキサム酸配合で美白ケアも
UVカット率:98%
落ちにくさ:UV耐水性はそこそこ
シャワーを当てるとやや落ちます。プールなどのレジャーというよりは日常生活向きです。
【同率2位】アネッサ「パーフェクト UV スキンケアミルク N」
アネッサ
パーフェクト UV スキンケアミルク N
実勢価格: 2,350円〜
検証時価格: 3,300円
内容量: 60ml
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 4.05
焼けにくさ: 5.00
落ちにくさ: 4.00
成分: 3.00
使用感: 3.33
焼けにくくて水にも強くレジャーに最適
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング同2位は、アネッサ(ANESSA) 「パーフェクト UV スキンケアミルク N」。
サンケアブランドらしく、焼けにくさはお見事! 伸びがよく全身にサッと塗れるのいいです。
UV耐水性の実力も確かで、レジャーシーンやスポーツなど過酷な紫外線環境のお供にピッタリです。
おすすめポイント
- UV耐水性が高い
- 伸びがよくて全身に使える
UVカット率:98%
落ちにくさ:肌にバッチリとどまった
全体的にほんのり色が薄くなったものの、ムラになることなくしっかり残りました。
【1位】メラプロテクト「薬用美白UVプロテクト」
メラプロテクト
薬用美白UVプロテクト
実勢価格: 3,300円〜
検証時価格: 3,300円
医薬部外品: ◯
内容量: 30ml
SPF: 50+
PA: ++++
総合評価: 4.53
焼けにくさ: 4.50
落ちにくさ: 5.00
成分: 5.00
使用感: 3.17
落ちにくく全然焼けなくて美白ケアも叶う
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング1位でベストバイに輝いたのは、メラプロテクト(水橋保寿堂製薬)「薬用美白UVプロテクト(医薬部外品)」。
「国内最高レベルの高機能」のコピーに偽りナシ! 各テストで好成績をたたき出し、鉄壁の日焼け止めであることを証明しました。
おすすめポイント
- 紫外線をしっかりカット
- 浸水させても落ちにくい
- 成分バランスがよく美白ケアも
UVカット率:97%
浸水させても焼けにくさに変化ナシ!
日焼け止めを塗って浸水させたUVラベルの数値が、浸水前と同じUVカット率97%で変わりませんでした。
焼けにくさ:UVラベルが真っ白のまま
メラプロテクトを塗ったUVラベルに色の変化は見られず。紫外線をしっかりカットできたということ!
落ちにくさ:しっかり色が残っている
本当に水をかけたの?というぐらい落ちた形跡がなく、塗った直後のよう。
成分:エイジングケア&美白に期待
成分バランスもよく、美白ケアとUV対策が同時にできちゃいます。
ウォータープルーフの日焼け止めおすすめ まとめ
以上、ウォータープルーフの日焼け止めおすすめランキング10選でした。
今回の検証では、「焼けにくさ」「落ちにくさ」を重視しました。落ちにくさの指標であるUV耐水性は新基準。実際にどれくらい水に耐えられるのかを知るべく、テストでは、実際の人の肌でシャワーを6往復させる、水に10分間浸けるという2種類のテストを敢行しました。
耐水性テストではベストとワーストで明暗
ベストバイの耐水性テスト
シャワー6往復のBefore/Afterでは、ベストバイのメラプロテクトはシャワーの水圧でほんのり落ちただけ。
水10分間の浸水テストでも落ちた様子はありませんでした。
ワースト商品はシャワーや浸水で落ちた
同じ「UV耐水性」★★と表示されていても、シャワー6往復で上記の画像のように落ちてしまいました。浸水テストでも同様にムラになって落ちました。
テストの結果、ベストバイのメラプロテクトは塗りムラまでくっきり残ったままでしたが、ワースト商品は色が薄くなってほぼ肌色になりました。
メラプロテクトは、UV耐水性★★の表示どおりの実力でした!
落ちにくくて焼けないのはメラプロテクト
メラプロテクト
薬用美白UVプロテクト
メラプロテクト「薬用美白UVプロテクト」は、焼けにくさはもちろん、水に濡れても崩れない耐久性の高さ。エイジングケア成分のナイアシンアミド配合でシミ・シワケアまでできます。
2位のトランシーノとアネッサも、焼けにくさは高成績。アネッサは耐水性もお見事でした。
トランシーノは、水に浸かるようなレジャーでなければ問題なく使えるので、使用感やシーンに合わせて選んでみてください。
ウォータープルーフの日焼け止めが気になっている人は、本記事のおすすめランキングを参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。