何気ない日々の出来事を日記代わりにSNSにアップするママ、増えていますよね。
だけど、よく見ると背景に“ご自慢ネタ”をさりげなく仕込ませている…、これって間接的に自慢されちゃってるってこと?!
ということで、世のママたちをムカつかせる、噂の「SNS間接自慢」とは具体的にどんなモノなのでしょうか。100人のママから目撃談を集めてみました。
それって「間接的ブランド自慢」でしょ?
・「『流行りのDIYで収納棚作りました!』という投稿で、棚よりも高級ブランドバッグの数々が目立っていて笑った。むしろ棚なんかバッグで見えやしない(笑)!」
・「友人が自宅のクリスマスツリーの写真をアップしていたのですが、ツリーの根元にはティファニーやブルガリなどブランドの紙袋がこれ見よがしに置かれていました。不自然すぎて、むしろ空袋っぽさを演出していた」
・「腕時計や指輪などをゴテゴテに着けたうえでの手首から指先の画像に、『newネイル♪』という本文が…。モヤモヤします」
・「『●●でランチ』という料理写真に手元が写っていて、ダイヤ風の指輪が光っていました。偽物にしか見えませんがね」
・「『今日のランチ』的な感じで、ごはんの写真とともにハイブランドの時計をさりげなく映しているとイラッとします」
・「食事の写真と一緒に、あえてブランドバッグを写真の隅に映している。しかも同じバッグばかり(笑)」
・「『子どもが運転の真似をするようになった』と投稿してある画像に、ばっちりベンツのマークを写している」
誰もが一目でわかるブランド物は、主役以上に存在感を主張しがち。アップする側はそうは思っていなくても、写りこんでいるだけで「見て!見て!」感を醸し出してしまいます。「誤解されないよう、わざわざよけて撮る」というコメントもありました。
それって「間接子ども自慢」でしょ?
・「子どもの通知表を丸ごとアップしていたママ友…。『私と同じで、運動がぜんぜん出来ない娘…。体育は見事に3です』って、それ以外の教科は全部5の評価。ようは『勉強が出来る』って自慢したかったんでしょ?」
・「子どもの入学式の写真に、さりげなく名門私立小学校名が分かるような形で写りこんでた」
・「『子どもの制服がかわいいです』といって、名門校の制服を着た写真をアップした人。似合わなくて笑いましたけどね」
・「誰が見てもすっごくカワイイ子どもの写真を載せているのに、タイトルが『ぶさいく●●ちゃん』とか書いてあると、逆に『それって自慢?』と思う」
・「子どものピアノの発表会だと言って写真を公開していたが、この日のために子どもの衣装を新調しており、実質は衣装自慢だった」
・「子どもの学歴自慢ですね。『●●高校は周りが優秀だから大変』とか書いていて、謙遜なんだか嫌味なんだか…」
以前は、年賀状が年1回のわが子アピールチャンス!という部分もありましたが、今はより日常的、かつ全世界に発信できるSNSに親バカパワーが集約される傾向ですね。目に余る場合は、どうでも「いいね!」でも押してあげましょう。
それって「間接的ワタシ自慢」でしょ?
・「ペットと一緒に写真を撮って載せていたのですが、彼女だけ変に加工で美化されていたので、ペットを載せたいわけではなく、カワイイ自分を載せたいだけなのかなと」
・「赤ちゃんがハイハイしたということで画像を公開していたけど、なぜか赤ちゃんのハイハイ姿より、自分が凄く盛れたんだなあ~と思うキメ顔が大きく写っていた」
・「『前髪切りすぎた』『肌荒れひどい』と書き込んでいるキメ顔の自撮の画像は、あまり見ていて気持ちがいいものではありません」
・「明らかにオシャレをして、頑張ってベストショットを厳選した自撮りを『手抜きで出勤』とアップしていたママ友…。手を抜かなきゃならないなら、アップする暇もないのでは?」
・「明らかにブサイクな友達と並んで撮った写真のコメントに『友達可愛いでしょ?』と。嘘くさい! 嘘くさい!」
・「子持ち主婦の友達が『今日、カワイイって言われたんだけど。私、主婦だし意味わかんない』とSNSでつぶやいていたのですが、これは遠まわしに『カワイイ』と言われたと自慢しているのでしょうね。素直に喜んだ方が、嫌味がなくて好感が持てるのに」
ハッキリ「かわいく撮れた」「ほめられて嬉しかった」とは言いにくいけれど、「ワタシがイケてることはみんなに知ってほしいし、『私ってブス』と書いていたらちゃんと否定してほしい」…、そんな面倒な人には「痛いね!」ボタンがほしいところですね。
※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
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文/和田玲子