神戸市など全国の自治体では、2024年度に新たに「住民税非課税」または「住民税均等割のみ課税」となった世帯を対象に、10万円を給付する「暮らし支援臨時特別給付金」を発表しました。18歳以下の子どもがいる場合は加算されます。
2023年度にも「住民税非課税」「住民税均等割のみ課税」の世帯向けの臨時給付金が実施されましたが、2023年度に臨時給付金を受け取った世帯、受給資格があったのに未申請だった世帯、受給を辞退した世帯は、今回の給付金の対象外となります。
対象
以下いずれも満たす世帯
・2024年6月3日時点で、神戸市の住民基本台帳に記録されている
・世帯全員の2024年度の住民税が非課税または均等割のみ課税となった世帯
※ただし住民税均等割が課税されている人の扶養親族など(子・親など)のみからなる世帯は対象外
※2023年度に住民税非課税世帯または均等割のみ課税世帯を対象とした臨時給付金の対象となった世帯は対象外
支給額
対象世帯あたり一律10万円
※対象となった世帯に18歳以下の子どもが含まれる場合、子ども1人あたり一律5万円を加算
スケジュール
7月上旬~
対象者に書類送付(6月3日時点の住民基本台帳の住所あて)
7月下旬~
指定した銀行口座へ振り込み開始
※申請受付から振り込みまで1カ月程度かかります。
問い合わせ
給付金・定額減税コールセンター(Tel:078-771-7201/平日 8:45~17:30)
例えば2023年度の住民税は課税だったものの、退職などで収入が減少し、2024年度の住民税の課税状況が変わった人などが対象になります。給付については詳細が決まり次第、神戸市のサイトなどで案内されるそうです。
住民税・所得税の納税者向けには、6月から「定額減税」が実施されます。