【正しい保存方法は?】
カステラについていた白い被せ紙を、残りのカステラのサイズにカットします(クッキングシートでも可)。空気に触れないようにしっかりラップで包み、常温保存します。
保存容器に入れてもよいのですが、ラップをおすすめします。冷蔵庫に入れるとパサついてしまうので避けてください。※保存可能期間等はメーカーによって異なるので、それぞれ確認してください。
【きれいに切るためのコツは?】1
カステラを切るのに向いている包丁は、刃渡り17センチ以上の家庭用包丁。重みのあるほうが切りやすいですが、軽い包丁でも問題ありません。専門店等でカステラ用の包丁も販売していますが、家庭用で十分です。併せて、濡れぶきん(ない場合は湿らせたキッチンペーパーでも可)を用意してください。
【きれいに切るためのコツは?】2
カステラの上にのっている白い被せ紙を、カステラを切る幅までずらします(ちなみに文明堂が推奨する厚みは26ミリです)。
【きれいに切るためのコツは?】3
包丁をさっと水にくぐらせ、濡れぶきん(または湿らせたキッチンペーパー)で拭き取ります。そして平行を保ちながら包丁を前後に大きく動かしてカットします。力を入れずに、包丁の重さのみで切るのがコツ。
【きれいに切るためのコツは?】4
包丁が下まで達したら、包丁の柄を持ち上げて、刃先でカステラの底についている紙を切ります。包丁を濡れぶきんで拭いてから、2カットめを切るようにしてください。拭かずに切ると、包丁がきれいに通らず、切り口がボロボロになってしまいます。また、包丁を上から押して切ると、カステラがつぶれてしまうので、注意しましょう。
撮影/阿部 浩 スタイリング/横瀬多美保 料理制作/久保香菜子
『家庭画報』2020年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。