2018年1月17日、JR北海道はスマートフォンアプリを利用した「スマホ定期券」のサービスを、4月1日から開始すると発表した。定期券面はアプリ上に表示され、乗降時に定期券の内容を係員に提示する。利用客はアプリで購入し、クレジットカードや、コンビニなどでの支払いが可能だ。
利用エリアは、石北本線西留辺蘂(にしるべしべ)~網走間、釧網本線緑~網走間。ICカード乗車券のエリア外で、有人駅が少なく、定期券の購入に手間がかかる区間だ。
「みどりの窓口イラネってことですね」
「スマホ定期券」サービス開始のニュースは各メディアで報じられ、多くの人々の関心を集めた。ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。
「みどりの窓口イラネってことですね」「バッテリが切れると電車に乗れないってのはリスクだよなと思う(笑)」「別に自動改札機を入れる必要がないところには面白い試み」などといった感想だ。
「画面の乗り物の絵がスクロールしたり変色したりするようでスクショ対策はされてるみたい」、「うまく考えたなぁ」といった感想も......。偽造対策についても理解されているようだ。
「自動改札は通れず有人改札で見せる前提、という割り切り仕様なのが地域性が出ていて興味深いですね」という意見もあり、「ICカード乗車券が使えない」かつ「定期券の販売駅が限られる」地域では現実的な対応だと評価する人もいる。経営難を心配されるJR北海道にとっては、最良の策と言えるかもしれない。
「その発想は無かった」「確かに買える場所が少ないなら、ありよね」など、おおむね好評のようだ。
ただ問題はバッテリー切れだ。「改札出るときに電池なくなったらどうすんだろうね」、まったく......。