関越道高崎玉村スマートインターチェンジ(IC)近くに計画する大規模集客施設について、群馬県高崎市は、用地分譲の優先交渉権者が示した基本構想を公表した。2027年夏ごろに開業し「食、農、遊び、健康・癒やし」をテーマに年間300万人の集客を目指す。市は施設整備に約20億円を補助するなど財政支援する方針だ。同IC周辺は道の駅玉村宿が立地するほか、菓子製造のドンレミー(東京都)の新工場の集客施設も開業予定で、「高崎の東の玄関口」として存在感が高まりそうだ。
施設名は「BETTER DAYS(ベター デイズ)」。市内の農産物や全国の海産物などを販売し、高崎産の農産物や食品の情報を発信する「マルシェ」や、県内外で人気の11の飲食店と6の物販店、面積約1500平方メートルの子どもの遊び場、源泉かけ流しの入浴施設、ショップを併設した化粧品工場を配置する。ホテルの誘致も計画している。
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