2月24日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで愛知県警に逮捕された田中聖容疑者(36)。
各メディアによれば1月30日、ライブ出演のため滞在していた名古屋市内のビジネスホテルで覚醒剤0.164gを所持した疑い。これに対して田中は、「わからない」と容疑を否認しているという。
「逮捕当日に予定されていたライブは、体調不良を理由にキャンセルとなりました。逮捕となった経緯は田中容疑者がホテルをチェックアウト後、部屋に残された白色の結晶を従業員が発見。薬物の可能性を疑って、ホテル側が警察に通報したと聞いています」(スポーツ紙記者)
‘17年にも大麻取締法違反(所持)の疑いで、現行犯逮捕された田中。当時、尿検査で陽性反応が確認されたことが報じられたが、不起訴処分となった。
‘13年にジャニーズ事務所から「度重なる事務所へのルールへの違反行為があった」と解雇されて以降、アーティストとして音楽活動を精力的に行なってきた田中。一方で徐々に髪型やファッションは様変わりし、私生活では“ヤンチャ”な行動がたびたび報じられてきた。
最近では昨年の大晦日に、千葉県内のラブホテルから出てきたところを「FLASH」にキャッチされた田中。記事によれば、田中はフロントでもたつく女性に見向きもせず、そそくさとその場を去ってしまったという。さらに田中は女性を車やトイレなどに呼び出すこともあり、1時間ほどで帰らせることもあったと報じられている。
■2年連続ハロウィンで見せた“怪奇メイク”
本誌も過去に田中の“ヤンチャぶり”をキャッチしてきた。田中がジャニーズ事務所を退所して1カ月が経った‘13年10月30日の深夜。田中はこの日、都内のクラブで開かれたハロウィン・パーティーに出席していた。
仮装のためか右目のまわりは黒く塗りつぶされ、左目には蜘蛛の巣のペイントが。口元は頬まで裂けたかのようにラインが引かれ、そこから赤い血が流れたような跡が見えた。さらに目にはカラーコンタクトが入っているためか、黒目のない眼球が異様な雰囲気を醸し出していた。
「このイベントは、当時バーを経営していた田中さんとスタッフが共同企画したもの。当日は200人以上のファンや関係者たちが駆けつけました。聖さんは“怪奇メイク”の仮装でパーティーを盛り上げようとしたのでしょう、あちこちに動き回っては声をかけるなど気を配っていました。写真撮影を求められると、断ることなく気さくに応じていましたね」(芸能関係者)
しかし、そんな明るい雰囲気から一転。深夜1時頃にほろ酔いでバーを出た田中が向かった先は、近くにあるコンビニエンスストアだった。店内のATMに立ち止まり、引き出した現金は1万円のみ。過去には金欠も囁かれていた田中だが、当時も陽気なパーティーの陰では金銭面を気にしていたのだろうか。
次に本誌が田中を目撃したのは、ロックバンド「INKT」で再出発を果たしたばかりの‘14年10月。この時もハロウィンで、左目は十字、口元は真一文字に切り裂かれた“傷だらけのピエロ”に扮していた田中。路上で友人と思しき女性たちに囲まれ、メイクの仕上げを施されると上機嫌でクラブに入っていった。
「この日は、閉店してしまったバーを“一夜限り”で復活させるというものでした。当時の聖さんはバンドのファンイベントや、デビューアルバムの発売も控えていました。聖さんは集まってくれたファンに感謝の言葉をかけ、今後の活動についても嬉しそうに話していました」(音楽関係者)
‘16年にはゲスト出演したテレビ番組で、「覚せい剤はダメ! 絶対!」と訴えていたこともあった田中。今回の逮捕によって、再び多くのファンの信頼を裏切ってしまったようだ。