「今回の都知事選で、彼が表だって選挙戦を手伝うことはありませんでしたが、今後、副知事なのか参与なのか、いずれにせよ、都知事が任命できる特別職として、都庁に押し込むのではないかと噂されていますよ」(小池を古くから知る政界関係者)
7月31日に投開票された東京都知事選。小池百合子(64)を陰ながら支え続けたひとりの男性がいる。元大学教授で中東問題研究家のS氏(69)だ。
2人はすでに40年来の付き合いだという。
「小池さんが国内の大学を中退し、エジプトのカイロ大学に進学したころからの古い付き合いだそうです。71年当時、彼は隣国・リビアの大学に留学していました。当時はアラブへの留学生が少なかったですし、そこでお互いの家を行き来する仲になったそうです」
小池が日本新党から衆院選に出馬して政界に進出したのは92年。
「2人は、お互いにもっとも信頼し合う関係。政界進出も相談し、いまもアドバイスを送り合う仲が続いています。彼女は“政界渡り鳥”とも揶揄されますが、こと男性に関しては一途だなと当時から妙に評判でしたね」
02年にS氏が酒に酔って事件を起こして大学をクビになったときも、小池が手を差し伸べてS氏は某財団の上席研究員に納まったという。
S氏の専門知識の深さや、能力は折り紙付き。ボーイフレンドと手を取り合ってのお手並みとなるか。