3月3日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、MCを務める和田アキ子(73)の“うっかり発言”が物議を醸している。
番組では、ドジャースの大谷翔平選手(29)が2月29日に電撃結婚を発表したことを特集。スタジオには大谷の等身大パネルが用意され、パネルの横に並んだ和田は「193センチですか、大きいですね。私一応、172センチなんですけど、これくらい違う」と感嘆。そして、こう続けたのだった。
「で、奥様が180センチくらいあるんでしょ?」
すると即座に、宇内梨沙アナンサー(32)が「奥さまの情報は何も分かっていないので」と訂正。和田は「あっ……」と口を閉ざし、「すいません、すいません。想像と妄想!」と謝罪したのだった。
「大谷選手はInstagramや1日に行われた囲み取材で、お相手について『日本人女性』と説明したのみで詳しい素性は明かしていません。2日配信の『Number』独占インタビューでは『2個下』と明かしていましたが、それ以上の情報は語っていませんでした。いっぽうネットやSNSでは予想合戦が繰り広げられ、過去に交際が噂された元バレーボール選手の名前などが挙がっていました。結婚報告直後に『NEWSポストセブン』が報じた元バスケットボール選手が有力視されていますが、現時点で確証はありません」(WEBメディア記者)
和田がどこから「奥様が180センチくらい」と聞き入れたかは不明だが、地上波の情報番組でさも本当かのように口走ってしまったことは批判を集めることに。和田の発言を報じたネットニュースのコメント欄やSNSでは、厳しい声が相次いでいる。
《お相手を知っていたのか、ネットの噂を見てただけなのか、適当に言ったのか。なんにせよ、雑音をひとつ増やすことになってしまった。残念です》
《「想像」「妄想」と言えば、許されるのか。和田もMCを長らくやっていて、他のMC達が次々と止めるまたは引退を表明していることに鑑み、彼女もここらで引退をしてはどうか》
《アッコさんや関口さんはもう引退して後進に道を譲ろう》
■「おまかせ!」は今年で39年目も無くならない和田の失言
いまや“芸能界のご意見番”の異名を持つ和田だが、「おまかせ!」での発言が炎上することもしばしば。
例えば、’22年12月の放送回でのこと。年内で同局を退社した国山ハセン氏(33)に向かって、「よく言ってたの、『英語しゃべれんのか』って。『全然しゃべれない』って言うから、『お前、その顔して英語しゃべれないのはおかしいよ』って」と発言。
WBCが開催された昨年3月も、日本代表として活躍したラーズ・ヌートバー選手(26)について顔真似をしながらこう語っていた。
「どっちかというと半開きの口なんですよね、いつも。一歩間違えたらアレなんだけど、すごいあの歯がビーバーみたいでかわいくて」
しかし和田のこうした発言は、視聴者から“差別的”“人の容姿をバカにしている”と批判の声が相次ぐことに。
「アッコさんの自由奔放な物言いが炎上するのは、最近のことではありません。’15年にも芥川賞を受賞した又吉直樹さん(43)の著書『火花』について、『何も感じなかった』とコメント。勝俣州和さん(58)に『いろいろな小説を読んだ方がいいんじゃないですか』とアドバイスされていましたが、視聴者からも苦言を呈する声が上がっていました。
同局では同じ日曜日の朝に『サンデーモーニング』が生放送されていますが、MCの関口宏さん(80)は今年3月いっぱいで勇退すると宣言しています。関口さんもこれまで、数々の失言が取り沙汰されていました。“番組の顔”とはいえ、炎上発言が相次ぐアッコさんにも勇退を求める声も一部では強まっています」(テレビ誌ライター)
今年で39年目を迎える「おまかせ!」だが、長寿番組として苦しい正念場に直面しているようだ。