「これまでは特別な世界にいさせてもらったので、普通に平穏に暮らせればいいかな」
9月24日放送の『A-Studio+』(TBS系)で、芸能界引退後について聞かれて、こう答えたのはフリーアナウンサーの夏目三久(37)。彼女は4月にタレント・有吉弘行(47)との結婚を電撃発表。
その後、有吉との出会いの場となった『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)の後続番組に出演した際、“2人のすれ違いを防ぐため”に今秋をもって芸能界を引退すると明かした。
「この9月で夏目さんがメインキャスターを務める『あさチャン!』(TBS系)が終了。さらに『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)や『アニマルエレジー』(テレビ朝日系)といったレギュラー番組も全て降板します」(芸能関係者)
そんな彼女に“芸能界引退のごほうび”が用意されているようだ。
「コロナ禍なので2人の新婚旅行の計画は、まだ立てることができていないそうです。そんななか夏目さんは、『夫婦で相撲観戦に行きたいんです』と話していました」(映像制作関係者)
夏目は大の相撲ファン。『あさチャン!』では熱心に相撲について語り、共演者からは“夏目親方”と呼ばれていた。また有吉も好角家で、自身のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)でたびたび相撲について話している。
’18年5月に放送された回では、「相撲取りになりたいね、俺はやっぱ生まれ変わったとしたら」と言いさらにこう語った。「やっぱちょっと粋じゃない。着物をパッと着てさ。草履はいてさ。びんつけ油でチョンマゲ結ってさ、歩いてんだよ。今どき」
共通の趣味であるものの、夫婦での相撲観戦は念願だと前出・映像制作関係者は明かす。
「結婚を発表するまでどこにも交際をキャッチされることがなかった2人。細心の注意を払って交際を秘密にしていました。そのため、一緒に相撲をナマでみる機会はなかったでしょう。両国国技館で行われる来年の1月場所が“初観戦”となるのではないでしょうか」
夏目がつかむささやかな幸せ。一方で、彼女の“寿引退”を惜しむ声もある。
「夏目さんの聞きとりやすい声への評価は高く、将来的にナレーションをお願いしたいと考えている放送関係者は多いです。本人にとっても顔を出すことなく拘束時間も短い声の仕事は現実的な選択。数年後の話ですが、『日常に支障の出ない程度なら……』と前向きに考えているそうです」(日テレ関係者)
“平穏な生活”で相撲観戦に勤しんだ後、夏目が“自らの土俵”へ戻る日もくるかも!?