(写真:ジョアン・ゼフィール/Osceola County Sheriff's Office)
殺人未遂容疑で指名手配されていた女が、自身の娘2人に漂白剤を飲ませ、そのうちの1人が命を落とした。WSMV4などが報じている。
米フロリダ州オセオラ郡保安官事務所の発表によると、5月8日に殺人事件発生の通報を受けて駆けつけた警官が、車の運転席で意識を失っているジョアン・ゼフィール(36)と3歳の娘を発見した。
もう1人の8歳の娘は車の近くで立ち尽くしていたという。
またゼフィールは、オレンジ郡で殺人未遂事件を起こしており、この件を家族に説明するために帰宅していた。
「出頭する前に子どもたちと過ごしたい」と2人の娘を連れて出かけたが、同日、「オレンジ郡で殺しかけた相手がブードゥー教の呪いをかけたに違いないから、娘を殺して自分も死ぬ」と家族に電話してきたという。
ゼフィールはその直後に娘に漂白剤を飲ませたとみられている。
3人は病院に運ばれたが、3歳の娘は残念ながら亡くなった。8歳の姉は命に別条はなく、親族に引き取られた。ゼフィールは殺人と殺人未遂、児童虐待の容疑で逮捕され、保釈なしで勾留されているという。