3月8日に開催された「R-1ぐらんぷり2020」(関西テレビ系)で、マヂカルラブリー・野田クリスタル(33)が優勝を果たした。しかし、その決め手となったネタを疑問視する声が上がっている。
同大会のファイナルステージで野田は、スマホゲームで遊ぶというネタを披露した。そのゲームとは「女性のストッキングをハサミで切る」というもので、ストッキング姿の女性にハサミが入れられていった。全てを破るまで苦闘していた野田は、女性がストッキングを新しく替えるシーンで「回復しやがるぞ」とも発言。そしてオチは、股の部分にハサミが入ると課金が要求されるというものだった。
「ゲームの中ではストッキングを切られる女性が敵とされており、野田さんは怒る女性に何度もハサミを向けていました。またストッキングにハサミを入れるというよりは、女性にハサミを投げつけるような描写でした。昨年のM-1ではミルクボーイやぺこぱが活躍し、『人を傷つけないで笑いを取る』ことが1つのキーワードとなりました。M-1とは逆方向の結果となったR-1に、悲しむ声も上がっています」(全国紙記者)
審査員や視聴者からの支持を得て、見事頂点に輝いた野田。しかし、Twitterでは疑問視する声が上がっている。
《マヂカルラブリー野田クリスタルさんの、ストッキングをハサミで切るネタをみて辛く暗い気持ちになった。そのネタが支持され優勝したことも》
《ストッキング破るの、うっすらと性暴力を想起されてきつかった》
《ゲームとはいえ、雑な絵とはいえ、傷つける意図がないとしても、ストッキング履いてる女性にハサミむけてるの怖いし、それが面白いっておかしい。審査員は怒ってほしかった》
《いやいや、人の身につけているものを破っていくゲームで、笑えますか?》