有名シェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫が明るみになり、所属事務所から無期限謹慎処分を下された広末涼子(42)。記者会見を開いた夫のキャンドル・ジュン氏(49)や「週刊文春」や「東スポ」に赤裸々な激白をした鳥羽氏だけでなく、彼女もまた“奔放発言”が波紋を呼んでいた。
6月22日発売の「週刊文春」では、広末本人から直接電話があり、所属事務所「フラーム」の社長の対応に不満を漏らしていたことを報じていた。事務所の看板女優である広末は後輩女優の実名をあげて、こう主張する一幕もあったという。
《うちの会社のスタイルとして、今までもそうでしたけど、私の大好きな戸田恵梨香だったり、唐田(えりか)だったり、(有村)架純ちゃんだったりを守っていけるのかって思った時に凄く不安になったんですね。(中略)こっちがアクションすることで、会社も反省をしたり井上(※事務所社長)もやり方を変えるんじゃないか》
ある芸能ライターは、本誌7月18日号でこう語っていた。
「広末さんの所属事務所社長は、彼女がデビューしたときからのマネージャーで、いわば育ての親。彼女としては『後輩たちのためにも』と、覚悟のうえの発言だったのでしょうが、彼女の主張には脈絡も説得力もなかったために、賛同の声はまったく得られませんでした。事務所の後輩女優でさえ、『不倫騒動を起こしたうえに、社長まで批判して、広末さんが何をしたいのかわからない……』と、あきれかえっているそうです」
“先輩代表”として告発した広末だが、後輩女優として挙げたなかには快進撃を見せている田中みな実(36)の名前はなかった。7月5日公開の「NEWS ポストセブン」でも「広末涼子の『守りたい後輩』リストから漏れた田中みな実 事務所内での“下剋上”に向け生き残りバトル」とのタイトルで、田中の女優としての飛躍ぶりを報じている。
’14年9月にTBSを退社した田中は、フリーアナウンサーに転身すると’19年12月に発売した写真集が大ヒット。勢いそのままに、’20年8月に「フラーム」へ移籍した。
「移籍後はバラエティ番組からのオファーは断り、女優業に専念してきました。今年に入ってからも3月放送のドラマ『悪女について』(NHK BS4K)で主演を務め、SNSを中心に話題になった4月期の『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)にも出演。みな実さんは朝ドラや大河ドラマ出演を目標にしていたそうですが、’24年の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)の出演も一部で報じられています。みな実さんは過去に、目標とする女優に上戸彩さん(37)や宮沢りえさん(50)の名前をあげていましたが、大先輩の広末さんにも憧れていたそうです」(芸能関係者)
■「結婚はお互いを愛する契約」田中が公言してきた“浮気嫌い”
事務所の“有望株”として活躍する田中だが、かねて“浮気嫌い”を公言してきた。
「’18年5月に出演したトーク番組で劇団ひとりさん(46)を夫に持つ大沢あかねさん(37)の『浮気はダメ』との意見に、みな実さんは『私も芸の肥やしとは思わない』と同調。『結婚てそういう契約ですよね。お互いを愛する』と語っていました。
’20年9月には『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、不倫報道によって謝罪文を発表した女優について意見を求められたことがありました。みな実さんは、『芸能界で不倫問題云々が出ると必ず謝罪文を出すのがお決まりになってますけど、誰に向けてるのかなっていうのがとっても疑問』『(不倫相手の)奥様の方が傷つくし恥ずかしい思いになるんじゃないか』と否定的でした。
最近も6月放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)で、多忙なスケジュールでも交際できる“理想の恋人像”として料理もしてくれる『浮気しないヒモを探してる』と話していました」(テレビ誌ライター)
一貫して不倫や浮気を嫌悪する田中だが、東出昌大(35)との不倫報道が世間を騒がせた先輩女優の唐田えりか(25)を気にかけていたこともあったという。
「田中さん初主演の映画撮影は、監督やスタッフたちが同じ事務所の若手女優の主演映画を以前撮影したこともあって、和気あいあいとした現場でした。田中さんはそのことを思い出したのか、撮影現場で『えりかちゃんが復活するときも、このチームに撮ってもらったらいいよね!』と笑顔で話していたそうです。
ですが、唐田さんは田中さんにとって事務所の先輩にあたるため、現場は微妙な雰囲気に……。一時、田中さんと唐田さんのマネージャーが同じだった時期もあり、窮地に立たされていた唐田さんを心配した田中さんは“復帰するなら、事務所もよく知るスタッフが大勢いる現場のほうが安心”と考えたのかもしれません」(映画関係者)
相次ぐ先輩女優のスキャンダルに、田中の胸中は果たしてーー。