コロナ禍が落ち着き、イベント開催なども増えた今年、結婚式を開くという人も多いだろう。この季節になると、意識するのが6月に結婚すると幸せになれるという言い伝え、“ジューンブライド”だ。ヨーロッパの古くからの伝承で、一説によるとギリシャ神話に登場する結婚や出産を司る女神「ジュノ」が守護する月が6月であることが由来だという。
日本にも持ち込まれたこの風習に倣い、多くの芸能人が6月に結婚している。ジューンブライドは本当に幸せになれるのだろうか? 6月に結婚した夫婦の行方を調べてみた。
夫婦円満なジューンブライド夫婦といえば、まず浮かぶのが辻希美(36)、杉浦太陽(42)夫妻だ。’07年6月に結婚した二人は、今年で結婚16年目を迎える。4人の子供に恵まれ、昨年3月には白亜の大豪邸に引っ越すなど順風満帆だ。今年4月に『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演した辻は今の生活について「誰に何を言われようと幸せです」と語っていた。
夫の杉浦も想いは同じなようで、昨年11月におむつのサブスクサービスのイベントに夫婦で登壇した際、「無言の時間も苦じゃないし、しゃべっていても楽しい」とラブラブぶりを明かしている。
昨年3月に第一子を授かった清野菜名(28)と生田斗真(38)も幸せいっぱいのジューンブライド夫婦だ。’15年にドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演したことをきっかけに交際を開始した2人は、’20年6月1日に結婚を発表した。同年10月に、本誌は友人を交えて生田と清野の誕生日を祝う食事会を開く二人を目撃している。一次会の後に、隠れ家的なバーで8時間近く二次会を愉しんだ二人は、店から出てきた際にはへべれけな様子だった。
清野は放送中の『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)で、出産後初となる連続ドラマの主演を務める。生田も映画『渇水』での演技が評価されているほか、7月からは『警部補ダイマジン』で主役を務める。清野と生田はプライべートも仕事も絶好調だ。
’19年6月に結婚し、ことし結婚4年目を迎えた蒼井優(37)、南海キャンディーズの山里亮太(46)夫妻。結婚してまもない7月下旬、本誌は2人のデート現場を目撃している。そば店で遅めのランチを終えた2人は、肩を組みながら商店街を散歩。時折、蒼井が山里の口に手を当ててじゃれ合うなど、どこまでも仲睦まじい姿を見せていた。
山里は、5月に出演した「成田さん、極論ですが…!」(TBS系)で夫婦関係を尋ねられると、「うちはまだケンカがないもので」とコメントし、「僕が何もできない人なので、それに(蒼井が)ガッカリしてないんで」と夫婦円満の秘訣を分析していた。新婚のラブラブぶりは今も健在のようだ。
残念ながら、6月に結婚するからといって誰もがうまくいくとは限らないようだ。’13年6月に結婚するも、’19年に離婚を発表したのは西山茉希(37)と早乙女太一(31)。
‘12年5月に激昂した早乙女が西山を地面に押し倒すという“路上DV騒動”を起こすなど、結婚前から波乱万丈だった二人。後日、早乙女は謝罪会見を開き、西山と同棲していることを告白し、翌年4月に結婚する予定であることを発表した。
結婚後も、しばしばテレビで早乙女の愚痴を漏らしていた西山。早乙女が何も言わずひとりで遊園地に遊びに行っていたときには大ゲンカとなり「子ども産んで初めてぐらいしっかり泣きました」と明かしていたほか、別の番組では早乙女が育児に協力しないことに対する不満を漏らす場面も。
その結果’19年6月に離婚を選択した二人。その後も、早乙女が自宅に居座るなど、波乱は続いていたが、西山は昨年、格闘家の皇治との“路チュー”が報じられ再婚にも意欲的だそう。その時もやはりジューンブライドを選ぶのだろうか。