厳しかった冬が去り、ニューヨークも最高気温が20度を超える日も増えてきている。だが現地のメディア関係者によれば、
「小室眞子さん・圭さんの目撃談は激減しています。移住した当初は、2人でデートをする姿も頻繁に目撃されていたのですが……。
2月下旬に小室さんが司法試験会場を訪れた姿は英紙『デイリー・メール』が報じました。試験を終えた小室さんには時間もできたはずですが、夫妻に新生活を楽しむ余裕がなくなっているのでしょうか」
新居が早々に地元メディアに知られてしまったり、自宅付近で発砲事件があったりと、順風満帆とは言い難い小室夫妻のNY生活。
それでも4月下旬の司法試験合格発表で“サクラサク”となれば、先行きの見通しもよくなるはずだが、実は新たな危機が生じているという。
NYの日系人ネットワークに詳しいジャーナリストはこう語る。
「小室さんの司法試験再挑戦の結果については下馬評では“五分五分”となっています。しかし、その結果にかかわらず、『小室夫妻にはもう期待しない』という日系人たちが急増しているのです」
いま小室夫妻の周辺で何が起こっているのだろうかーー。
■小室夫妻に期待していたNYの日系人たち
もともと結婚後の海外生活を望んでいたのは眞子さんだった。昨年10月の結婚会見では、次のように語っている。
「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました」
その言葉どおり、小室さんは勉強の傍らで、人脈づくりにも励んでいたのだ。本誌は’20年1月にNY在住の帽子デザイナーの証言も得ている。セレブの帽子も手掛けている彼女の経歴を知った小室さんは、「それでは今度、アトリエにお伺いしてもよろしいですか」そう積極的にアプローチしてきたという。
現地・邦字新聞の記者は語る。
「小室さんの努力と、“内親王の恋人”という立場もあり、小室さんはNYの日系人会に食い込むことに成功していました。いわば“小室さん後援会”ともいえるネットワークも結成され、その中心人物の1人が弁護士のゲーリー森脇氏だったのです。
中堅法律事務所の幹部弁護士で、小室さんは森脇氏の事務所でインターンをしていました。日米交流に長年の貢献があったとして’19年に旭日小綬章を受章しました。現在、小室さんが勤務している法律事務所ローウェンスタイン・サンドラーも森脇氏が紹介したそうです」
小室夫妻の米国移住の際も、後援者たちは尽力した。
「まずNYでの新居を探したのが、後援者である不動産会社関係者でした。また昨年9月に小室さんが帰国した際にも、現地の旅行会社が飛行機やホテルの手配をしていますが、そのトップも後援者です」
なぜ彼らは小室さんの支援を買って出たのか。NY在住の日系人はこう語る。
「アメリカには王室がありませんから、日本在住の人たちが想像するよりも、ロイヤルファミリーへのあこがれが強いのです。
また日系人会は、新年会や敬老会など、季節ごとにパーティを催しています。そこに元プリンセスやそのご主人が参加してくれれば、パーティ自体も盛況になるでしょうし、日系人の結束力も高まるのではないかと期待していました」
■離反のきっかけとなった眞子さんのケネディ家訪問
ところが小室夫妻は彼らにとって“期待外れ”だったという。
「会合への参加を打診しても返信がないのです。それどころか、おもだった後援者たちが少人数での朝食会に誘っても、ずっと顔を見せません。
“皇室ブランドを利用されないように”と、くぎを刺されているのかもしれません。それにしても、新居探しなどを協力した人たちなどに対しては、グリーティングカードの1枚ぐらい出してもよいのではないかと思うのですが……。
『自分たちは尽くしてもらって当然、と考えているのでは』といった不信感を漏らす人もいます」(前出・NY在住の日系人)
“総スカン状態”になってしまったきっかけは、昨年12月の眞子さんの報道だったという。
「23日にキャロライン・ケネディ宅のあるマンションを訪問する姿を『デイリー・メール』がキャッチしています。おそらくクリスマス会に招待されたのでしょう。
それまでは『引っ越してきたばかりでお忙しいのでは』と、擁護していた人たちも、『私たちは相手にもされていないのか……』と、気持ちが冷めてしまいました」(前出・NY在住の日系人)
次第に暖かくなるNYで、小室夫妻が“孤立の寒さ”にさらされなければよいが。