「1年ぐらい前から、彩子さんは自宅近くにあるバーで、週1回、働き始めたんです。食器洗いから配膳、接客までやっています。昔と変わらないスタイルで、美貌もモデル時代の面影がいまも強く残っています。彼女を目当てに、40〜50代の男性がよく通ってきていますね。“あやちゃん”という愛称で呼ばれていて“看板娘”といった感じです」(常連客)
田原俊彦(58)は今年、芸能生活40周年を迎える。私生活では、93年10月に元『CanCam』モデルの向井田彩子(47)と結婚。翌94年2月には長女を授かった。だが、ジャニーズ事務所から独立後、「僕くらいビッグになると」と語った長女誕生会見が“ビッグ発言”として激しいバッシングを浴びた彼は表舞台から姿を消してしまう。
「長らく苦節の日々が続きましたが、そんな田原さんを献身的に支えてきたのが、彩子夫人でした。次女も生まれ、2児の子育てに追われつつも、奥さんは地道なライブ活動などで再起を懸ける田原さんを文句ひとつ言わず励ましてきたといいます」(音楽関係者)
50代突入の11年、田原は人気番組『爆報!THEフライデー』(TBS)で初MCに挑戦して再ブレイク。2年前の本誌の取材で、夫婦関係についてこう告白していた。
《妻とは、夫婦として、もう23年ですからね。落ち着いてきたかな。ケンカもたまにね。ちょっとした言葉の行き違いとか、翌日忘れているようなこと。結婚を考えてつき合い始めたときから、彼女には仕事を辞めて、家庭に入って、子どもの世話をしてほしいと言ってました》
昨年10月、2人は銀婚式を迎えていた。亭主関白な田原の意を酌んで、ずっと専業主婦だった彩子夫人。だが、昨年からひそかにバイトを始めていたのだ。田原家の知人は言う。
「約4年前の不倫報道を機に、夫婦には大きな亀裂が生まれたんです。実は3年ほど前に田原さんは自宅マンションを出てしまったと聞いています」
15年4月、28歳年下の女優との不倫疑惑が『FRIDAY』で報じられた。この記事によれば、田原は足繁く彼女の自宅マンションに通っていたという。バーの常連客は最近、彩子夫人が夫婦関係について本音を漏らすのを耳にしたという。
「3月上旬のことでした。顔なじみと思われる40代男性客がバイトを終えた彼女をカウンターに呼び寄せ、お酒をごちそうしていたんです。いつしか夫婦の話題になって。男性がふと『旦那とは会ってるの?』と聞くと『もう3年は顔を合わせてないんです』と……」
この顔なじみの男性は「旦那さんはどこにいるか知ってる?」と聞くと、彼女は「知らないんです。私が何をしているかもたぶん、あっちは知らないと思う。娘たちも私たち夫婦に気を使ってお互いのことを言わないようにしているんだと思います。旦那は優しいんです。夫婦にはね、こういう形もあるんです」苦笑交じりにそう語っていたという。
田原の所属事務所に夫婦別居生活について聞くと、「コメントはありません」と答えた。
前出の知人は神妙に語る。
「彩子夫人は田原さんのことを決して嫌いになったわけではなく、まだ夫婦としてやっていきたい気持ちはあるようです。いつかはまた必ず、自分の元に戻ってきてくれると待っているのでしょう。田原さんから生活費はもらっていると聞いています。ただ、ずっと家にいると気がめいってしまう。だから働き始めたそうなんです」
果たして田原が、長年の苦労を分かち合った夫人の待つ自宅に戻る日は来るのだろうか。