(写真:毎日新聞社/アフロ)
9月21日、アウトドアメーカーの「スノーピーク」が、公式ホームページ上で山井梨沙代表取締役社長執行役員(34)の辞任を発表。創業家3代目として20年3月に社長に就任した山井氏だが、辞任の理由に驚きと失望の声が広がっている。
突然の辞任の理由について、ホームページでは次のように記載されている。
《当社代表取締役社長執行役員である山井梨沙から、既婚男性との交際及び妊娠を理由として、当社及びグループ会社の取締役の職務を辞任したいとの申し出がありました》
なんと、既婚男性と不倫の末に妊娠し、経営から退きたいと申し出たというのだ。
創業家3代目として、2020年3月に32歳の若さで社長に就任した山井氏。就任前の19年12月期と比べて21年12月期の売上高を約2倍にするなど確かな経営手腕を発揮してきたが、その人気の秘訣は山井氏がこれまで語ってきた“理念”にあった。
「『スノーピーク』のホームページには『自然指向のライフバリューを提案し実現するグローバルリーダーになろう』と書かれています。山井氏は幼い頃からキャンプを楽しんできた自身の経験から、自然と触れ合うことの大切さをいたるところで説いてきました」(アパレル関係者)
山井氏はWebマガジン「コロカル」(20年7月13日配信)のインタビューで次のように語っている。
《『スノーピークのおかげで同じ価値観の仲間ができて、本当に人生が豊かになった』という声をすごくいただけるんです。我々の目的は、商品を売ることではなく、商品を通じて自然のなかで人と人をつなげること。そして自分たちの仕事によってお客さまの人生価値を高めることです。これはたぶん、スノーピークにしかできないことです》
前出のアパレル関係者は言う。
「山井氏は人間と自然が触れ合うことで『人間性が回復する』とし、都市と自然が共存する未来を志向してきました。『スノーピーク』は固定ファンが非常に多いブランドとして知られていますが、山井氏のこうした考え方に共感した人々からの高い支持を受けて成長してきたのです」
そんな“美しい経営理念”からはかけはなれた不倫の末の辞任劇。インターネット上では失望の声が広がっている。
《祖父、父、ときて2019年に32歳で社長就任した娘がね...こんなことになったら残念すぎますわね。不倫相手の子供妊娠か...スノーピーク好きだったのに》
《スノーピークの山井梨沙、既婚男性との不倫妊娠で電撃辞任と。。》
《この人かなり有能だと思っていたのでまさかのこんな形で去るとは…なぁ》
《スノーピーク山井社長、既婚男性との交際&妊娠で辞任って無責任過ぎるだろw》