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オーストラリアのタスマニア島北部の町、デヴォンポートにある小学校で12月16日午前、悲劇が起こった。
空気を入れて膨らませる城型の遊具に子どもたちが入って遊んでいたところ、突風で遊具ごと上空に巻き上げられ、約10メートルの高さから落下した。BBCによると、4人の子どもが死亡し、5人が重体だという。
この学校では、学年末を祝う行事が行われており、この遊具も特別に設置されたものだったようだ。
オーストラリアのスコット・モリソン首相は会見で、「想像を絶するような事故で心が張り裂けそうです。小さな子どもたちが楽しい日を過ごしていたのに、こんな恐ろしい悲劇に変わってしまった。ただただ、心が痛みます」とコメントした。
タスマニア州警察の発表によると、亡くなった4人のうち、2人が男子で、もう2人は女子だった。警察は学年や年齢は公表していないが、いずれも5年生と6年生だったとBBCは伝えている。
事故の原因や経過について、現在も捜査が進められている。