一日の始まりを彩ってくれる“朝ドラ”ことNHK朝の連続テレビ小説。これまで数々のスターを輩出し、まさに人気俳優の登竜門となっている。最近行われた会見やイベントにも、朝ドラ出身俳優たちがズラリ。朝ドラといえば優等生が多いイメージだけど、出演後の役者人生は人それぞれ。そこで、歴代朝ドラ俳優たちの現在をリサーチしてみましたーー!
【 広瀬すず(22)】’19年度前期放送『なつぞら』奥原なつ役
国民的美少女として引っ張りだこの10代を過ごし、記念すべき朝ドラ100作目でヒロインに選ばれた広瀬。それ以降はドラマでコメディやラップなどにも挑戦し、さまざまなジャンルで活躍中。最近、ストレートだったボブにパーマをあてて、グッと大人の雰囲気に。
【 のん(27)】’13年度前期放送『あまちゃん』天野アキ役
“あまちゃん旋風”を巻き起こしたのは、まだ19歳のころ。通常、朝ドラ出演後は数々のドラマや映画に出演を重ねていくが、当時の所属事務所との衝突もあり、『あまちゃん』以降の2年間、彼女の出演作は映画2本と20分ドラマ1本のみ。
【 倉科カナ(33)】’09年度後期放送『ウェルかめ』浜本波美役
グラビアアイドルから朝ドラヒロインに大抜擢。応募者1,775人のなかから選ばれたという。交際報道のあった竹野内豊とは破局したようだが、仕事は好調の様子。昨年役づくりのため髪の毛を40cm以上カットし、大胆イメチェンも♪
そうした苦難を乗り越え現在は少しずつ活躍の場を広げている。昨年公開された映画『私をくいとめて』では、“あまちゃんコンビ”の橋本愛と共演し話題に。
【 向井理(39)】’10年度前期放送『ゲゲゲの女房』村井茂役/’16年度前期放送『とと姉ちゃん』小橋鉄郎役
『ゲゲゲの女房』で大ブレーク後も出演作は途切れることなく、朝ドラも2度出演。’14年には国仲涼子と結婚し、現在は2児の父に。大河ドラマ『麒麟がくる』での哀愁漂う足利義輝役でも注目を集めた。今年は芸能界デビュー15年の節目。
【 松坂桃李(32)】’12年度前期放送『梅ちゃん先生』安岡信郎役/’17年度後期放送『わろてんか』北村藤吉役
どちらの作品もヒロインの夫役として出演。“真面目な好青年”といったイメージから脱却するためか、その後は男娼や新聞記者など難役にも挑み続け、キャリアを築いている。昨年は戸田恵梨香との電撃婚で世間を驚かせた。
【 東出昌大(33)】’13年度前期放送『あまちゃん』大向大吉役/’13年度後期放送『ごちそうさん』西門悠太郎役
杏との交際のきっかけは『ごちそうさん』での共演だった。’15年に結婚し順風満帆かと思いきや、’20年に唐田えりかとの3年におよぶ不倫が発覚し、離婚。映画には出演しているものの、ドラマ、CMはいまもゼロ。不倫の代償は大きかった。
【 成田凌(27)】’17年度後期放送『わろてんか』北村隼也役/’20年度後期放送『おちょやん』天海一平役
ヒロインの葵わかなと松坂桃李の息子役を好演。松坂と結婚した戸田恵梨香との熱愛報道があったのはちょうどこのころ。実はデビュー前に美容師免許を取得しているそう。いまではすっかり人気俳優だが、美容師姿もぜひ見てみたい!
【 山崎育三郎(35)】’20年度前期放送『エール』佐藤久志役/【古川雄大(33)】’20年度前期放送『エール』御手洗清太郎役
ミュージカル界のプリンスである山崎が朝ドラで演じた役はこれまたプリンスと呼ばれた歌手役。その後も、ドラマに舞台に大忙し。いっぽう、舞台を中心に活動してきた古川は個性的な役柄を演じ、演技力の高さを見せつけた。話題作に続々出演。
「女性自身」2021年5月4日号 掲載