眞子さんと抱擁される佳子さま /(C)JMPA
8月7日、長野市・戸隠高原で開かれたガールスカウトのキャンプに出席された秋篠宮家の次女・佳子さま。夜には参加者らとキャンプファイアを囲まれるなど、交流を深められた。
精力的にご公務に励まれる佳子さまだが、プライベートでも変化があったようだ。本誌は7月6日、佳子さまが“厳戒外出”される姿をキャッチした。
東京都の北西部にある静かな住宅街で、皇宮警察の女性側衛官が警戒を続ける姿があった。そして、住宅街にあるデンタルクリニックの駐車場に、佳子さまがおもにプライベートで使用されている白いワンボックスカーが止まっていた。
佳子さまがクリニックに到着したのは18時30分ごろ。3階建てで、1階部分は診療スペース、2階、3階は院長一家の居住スペースとなっている。
佳子さまは21時まで滞在され、クリニック用の玄関ではなく、居住用の玄関から出てこられた。そして、院長夫妻に見送られながら、佳子さまは満面の笑みでワンボックスカーに乗り込まれたのだった。
佳子さまがお忍びで会いに行かれたお相手とはーー。本誌が取材を続けると、院長は地域でも評判の高いデンタルクリニックの3代目で、2人の息子もクリニックの歯科医として名を連ねていることがわかった。
この一家は秋篠宮家ともゆかりがあり、一家4人全員が学習院出身者。院長夫妻は紀子さまの同級生にあたり、長男と次男も初等科から高等科まで学習院で学んだという。
子供が初等科時代に、佳子さまと同級生だった女性はこう語る。
「長男のAさんは、初等科時代から高等科まで成績優秀なお子さんでした。初等科6年のうち、佳子さまとAさんは4年間同じクラスだったと思います。お母さま同士のご縁もあり、人柄のいいAさんは同窓会の幹事を務めることになりました。そのため、Aさんが佳子さまと連絡を取り合う機会も多かったようです」
Aさんは学習院高等科を卒業後、有名私立大学の歯学部を卒業。現在は別の大学の歯学部に入局し、治療技術を磨きながら、家業を手伝っているという。
■眞子さんの公務を次々と引き継がれ……
新型コロナの猛威によって皇族方の私的外出も減っているなか、お忍びでAさんの実家を訪問された佳子さま。多忙なご公務の合間に、束の間のやすらぎの時間を過ごされていたのだろうか。
昨年10月に姉の眞子さんが小室圭さんと結婚して以降、佳子さまはご公務に積極的に取り組まれている。眞子さんがニューヨークへ飛び立った直後の昨年11年22日、佳子さまは「みどりの『わ』交流のつどい」にオンラインで参加された。前回までは眞子さんが出席しており、佳子さまは眞子さんが着用していた緑色のスーツで臨まれた。
「眞子さんの結婚に伴い、佳子さまは昨年10月に日本テニス協会の名誉総裁を引き継がれました。今年6月にも公益社団法人『日本工芸会』の総裁に就任されるなど、眞子さんが務めた公務を次々と継承されています」(皇室担当記者)
そんな佳子さまは、眞子さんとは仲良しの姉妹だった。’14年12月の成人を迎えるにあたっての記者会見では、「姉は、何でも話すことのできる頼りになる存在です。姉と過ごす時間は非常に楽しいので、よく姉の部屋で過ごしております」と述べられていた。
それから3年後の’17年9月、眞子さんと小室さんの婚約内定が発表された。だが同年12月、一部週刊誌によって小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが報じられた。
「宮内庁は’18年2月に結婚関連行事の延期を発表し、同年8月には小室さんが留学のためニューヨークへ渡米しました。佳代さんとその元婚約者との間に生じた金銭トラブルは、解決しないまま月日が流れ、小室さんも帰国することはありませんでした。そのため、眞子さんと小室さんの結婚に対して、世間から強い反発が生じたのです」(前出・皇室担当記者)
■「姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です」
それでも、佳子さまは眞子さんの“よき理解者”であり続けた。’19年3月、大学を卒業される際に公表した文書では、眞子さんの結婚延期についてこう回答された。
「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」
そして、眞子さんと小室さんの結婚会見が行われた昨年10月26日。当日の午前10時過ぎ、秋篠宮邸を出発する際に眞子さんは秋篠宮さまと紀子さまに挨拶。それから姉妹で一礼し合うと、佳子さまは両手を広げて眞子さまを力強くハグされたのだ。
佳子さまは同日、眞子さんへの祝福コメントを発表され、《姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です。一緒に楽しい時間を過ごせましたし、姉がいてくれたおかげで救われた気持ちになったことが多くありました》と綴られていた。
現在は皇室を離れ、ニューヨークで小室さんとの新婚生活を送る眞子さん。その“自由”を誰よりも応援してこられた佳子さまがこれから進まれる道はーー。