はるな愛(46)がサイト・読売新聞yomi Dr.の取材に対し、自身が開いている「子ども食堂」について語っている。
子ども食堂とは、貧困家庭の子どもたちに食事を提供するという取り組み。はるなは自身の経営する鉄板焼き店で、2月に1回ほど開催しているという。
同記事で、決して豊かではない家庭で育ったと明かしたはるな。電気やガスが止められることもしばしば。そんなはるなは虐待や衰弱死といった子供たちに関する悲しいニュースを目にするたびに胸を痛め、「何かできないか」と考えるようになったという。
そうしたはるなの取り組みに、Twitterでは《なかなかできる事じゃないですね。こんな運動がもっと広がって欲しい》《もちろん要らなくなる世の中になるのが一番だが、不幸せな子供たちがいることに思いを馳せて、こうして行動に移せる人間性を心から称えたいと思う》と賛同する声が上がっている。
「子ども食堂はここ10年で活発になった取り組みで、現在は全国に150ヵ所以上あるとも言われています。厳しい経済状態に生きる子どもたちはひとり親の場合が多く、“子供の孤食”対策という役割も。はるなさんと同じく貧しい家庭で育ったというモデルの高橋ユウさん(27)もボランティアで参加されるなど、芸能界にも広がりを見せ始めています」(福祉関係者)
子ども食堂の支援者はますます増えているが、メジャーリーガー・ダルビッシュ有選手(32)の母である郁代さんもその1人だという。
「郁代さんはダルビッシュ選手の地元である大阪・羽曳野市で、子ども食堂を開いています。地域のボランティアと協力し、子供たちの居場所を作ろうと奮起。唐揚げやおにぎりなどを提供し、常に笑いが絶えない人気ぶりです。またダルビッシュ有さん自身も、同市に子ども福祉基金を開設。親子で子供たちの未来を支えています」(前出・福祉関係者)
子供たちの未来のために、それそれが行動しているようだーー。