「この曲はRIEHATAさんっていうやばいダンサーさんがいるんですけど、その方に(振付を)やってもらって」
12月7日放送の『2022FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)でこう語ったのは、King & Princeの平野紫耀(25)。これは主演を務めるドラマ『クロサギ』(TBS系)の主題歌を披露する際のコメントだ。
11月4日に、平野、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が来年5月にグループ脱退とジャニーズ事務所から退所することが発表(岸は来秋退所)されてから1カ月。多くのティアラ(キンプリファンの愛称)が驚きや悲しみに包まれたが、少しずつ前を向き始めている人も少なくない。
しかし、そんななか現実を受け入れられず、驚きの行動に出る人もいるようで……。キンプリのジャニーズJr.時代からのファンであるAさんは言う。
「キンプリはデビュー当初から海外進出を目標にしていて、全編英語の楽曲を発表したり、ダンスのレベルを磨いたりと、海外にも通用するようパフォーマンスに力を入れてきました。そんななかで今回の脱退発表。あるティアラは海外進出の夢を叶えてあげたいという思いから、BTSの所属事務所に“彼らを所属させてあげて!”とメッセージを送ろうとしていました」
この行為には《退所後どこの事務所に所属するかは本人たちの自由 本人たちの選択肢を狭めるような行動はやめた方がいい》などと、ティアラの間でも物議を醸している。
12月3日に放送された音楽特番『ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)の放送後にも暴走したティアラが。
「キンプリのパフォーマンスの際、司会を務める櫻井翔くん(40)が『このメンバーでのベストアーティストへの出演は今夜が最後』と紹介しました。しかしそれをなぜか“いらない一言”“キンプリとティアラへの侮辱”と捉えたファンが日テレやジャニーズ事務所に抗議文を送ろうと呼びかけたのです。さらに、櫻井くんにまで批判が及び、一部で退所を求める声も出ていました」(Aさん)
こうした目に余る行動をとるティアラは“害悪ティアラ”と呼ばれているという。しかし以前からファンの間では、一部のティアラの行動が問題視されていた。
「以前、コンサートにきたティアラが平野くんに水鉄砲をかけるという事件がありました。コンサート後、平野くんは有料ブログでそのことに苦言を呈したほど。しかし、そのティアラは“ブログに書いてくれてうれしい”と喜んでいたようです」(Aさん)
ほかにも、キンプリがコンサート移動のため利用した駅にティアラが集まり、メンバーが乗ったとみられる新幹線の車両にティアラが張り付くような状態になったことも。その結果、新幹線は6分ほど遅延する事態にまで発展し、ジャニーズ事務所は《今後の公演が開催できなくなる事態が現実化する極めて深刻な状態》と、公式サイトでファンマナーに注意を呼び掛けていた。
Aさんは言う。
「多くのティアラは脱退を悲しみながらも残りの時間を大切にしたいという気持ちでいるはず。一部の暴走しているティアラのせいで、キンプリやほかのティアラの評判が落ちるのは本当に残念です」
5人のキンプリが見られるのはあと5ヵ月ほど。ティアラには彼らの姿を静かに見守ってほしい。