「最近の広末さんは以前と違い、主役にこだわらなくなったようです。しかし、それが仕事増につながっているんです」(芸能関係者)
ニッポン放送のラジオドラマ『ストリッパー物語』で、「第45回放送文化基金賞」ラジオ番組部門の優秀賞・演技賞に輝いた広末涼子(39)。ラジオドラマというジャンルで際どい役をも厭わない最近の仕事ぶりは、業界内でも評価が高いという。
「ママになったことで地に足がつき、脇に徹しているのだと思います。それが彼女の評価を上げています。来年公開予定の映画『太陽の家』への出演も決まっていますし、テレビやラジオにも次々出演。後輩である戸田恵梨香さんや有村架純さんのバックアップも自ら買って出たりしており、事務所としても大喜びだと聞きました」(テレビ局関係者)
さらに出演本数を押し上げているもう一つの要因が、“お得さ”にあるという。
「脇役となれば、ギャラも3割ほど安くなることもあります。いっぽうで彼女は知名度もあるので、出演してもらえると宣伝効果としては高い。そのため、起用する側としてはぜひ欲しいところ。そうした面も、彼女のオファー激増の一因となっているようです」(前出・芸能関係者)
また広末同様、ママになってからも脇役として成功している女優といえば松嶋菜々子(45)がいる。今クールのNHKの朝ドラ「なつぞら」では主人公なつ(広瀬すず)の母親役として出演。北海道弁を操り、優しい母親像を演じきっている。
「広末さんも将来的に母親役として朝ドラに出演する可能性は十分あるでしょう。彼女はいろんな役どころをこなせるので、どちらかといえば映画よりテレビ向きです。主役から脇役もいとわない方向へとシフトしたことで、母役などで朝ドラに出演するための布石ではないかともささやかれています」(前出・テレビ局関係者)
ママになり一皮むけた広末。朝ドラで見られる日も、そう遠くないかもしれない。