「私はこの期間、自分というものに向き合っていました。自分のダメなところや弱いところ。自分と向き合っている中で、向き合ってくださる方たちがいて、今こうして、ここにも立てていると思います。そして、こうやって映画を見てくださる方たちがいて、自分は本当に支えていただけているなと、日々本当に感謝しています」
11月26日に自身が主演を務める映画『の方へ、流れる』の初日舞台挨拶で、こう語ったのは唐田えりか(25)。長編映画での主演は3年ぶりとなる。
「唐田さんは’20年1月に東出昌大さん(34)との不倫報道を受けて、当時出演中だったドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)を降板。すでに撮影を終えていたドラマ『金魚姫』(NHK)は放送されたものの、以降テレビで見かけることは無くなりました。所属事務所の事務仕事を手伝い、“禊”ともいえる時間を過ごしていたといいます」(映像関係者)
女優として再スタートをきった唐田は、現在Netflixドラマ『極悪女王』の撮影中だ。
「今後唐田さんは映画や配信系作品への出演が中心となっていくのではないでしょうか。不倫報道で世間からバッシングを受け、“彼女が出ている作品は見たくない”という厳しい声も挙がっていました。そのため『当面はスポンサーの影響が大きい地上波ドラマへの出演は難しいのではないか』というのが業界内の共通認識です」(前出・映像関係者)
『極悪女王』の主演は、ゆりやんレトリィバァ(32)だが、唐田は来春に主演作『真夜中のキッス』の公開が控えている。主演作が続く理由を前出の映像関係者は明かす。
「謝罪会見などを行わずに復帰したことなどもありバッシングは根強く、唐田さんが脇役で出演した場合、作品の評判に影響がでる可能性があります。“共演者の事務所も正直、いい顔をしないのでは”と懸念する制作関係者もいます。
しかし、唐田さんを主演にして、“唐田さんありき”で進めればその問題がクリアできるのです。良くも悪くも彼女への注目度は高いですから、興味を持つ制作関係者もいるでしょう」
最近のスポーツ紙のインタビューでは、「舞台やドラマも好きだけど、映画が特に好き。映画女優と言われたら、嬉しいな」と映画への想いを語っていた唐田。“主役”として巻き返すことはできるのかーー。