「2人になりましたけど、相変わらず、音楽とコントを続けていきたいと思います。これからも頑張りますので、よろしくお願いします」
12月15日に放送された『ドリフ大感謝祭 ありがとう仲本工事さんスペシャル』(フジテレビ系)で、こう語ったのは加藤茶(79)。10月19日に横浜市内で車にはねられ亡くなったザ・ドリフターズ・仲本工事さん(享年81)の名シーンをまとめた同番組で、加藤は“生涯現役”を誓った。
仲本さんのあまりにも突然の死に衝撃が走ったが、その後の妻・三代純歌(54)の行動も世間に驚きを与えた。
逝去翌日に純歌がスタッフたちと斎場を抜け出し、仲本さんの所属事務所への不満を漏らし、預かっている戒名料について密談する姿を目撃。また、告別式でも純歌と彼女の知人男性数人が、出棺の直前に仲本さんの遺体をスマホで執拗に撮影し、その場にいた人から顰蹙を買ったことも報じている。
亡くなる直前の10月13日発売の「週刊新潮」が仲本さんと純歌の別居を報じたが、本誌はいち早くその様子をキャッチしていた。
15年に夫婦で居酒屋『仲本家JUNKAの台所』をオープンした仲本さんだったが、昨年末に純歌が横浜市内にカレー店を開店。そのことを理由に純歌は生活拠点を横浜に移して仲本さんとの自宅に帰らなくなり、さらにカレー店の関係者と一緒に生活していると常連客の間で囁かれることに。
今年5月、黒いズボンに、胸には大きく“届け!”とプリントされたピンクのTシャツを着て自宅から出てきた仲本さんを本誌は直撃。純歌が出ていったことについては「いや、そうじゃなくて……。横浜でカレー屋さんやっているから、そっちに行ってるよ」と否定しなかった仲本さんだったが、関係者との生活については「そんなことないよ!だって俺、毎日そっちに行ってるんだから。そんな質問なら事務所を通してくれよ」と語っていた。
これまで本誌は仲本さん以外にもシニア芸能人が普段は見せない衝撃的な姿を目撃している。
■中村玉緒“逆介護”の長女とのすきま風
伝説の俳優・勝新太郎さん(享年65)を妻として支え、自身もバラエティ番組などで大活躍する中村玉緒(83)。12月6日放送の『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(TBSラジオ)にゲスト出演した際、勝さんと石原裕次郎さん(享年52)のケンカエピソードを明かし、話題を呼んでいた。昨年3月には公式YouTubeチャンネルも立ち上げ、精力的に活動している。
97年に新太郎さんを亡くしてからは、00年に長男であり俳優の鴈龍さんも所属する家族経営の個人事務所も立ち上げた玉緒。19年に鴈龍さんが55歳の若さで亡くなってからは、社長を務める長女・Aさんと二人三脚で歩んできたが、そのAさんに異変が。20年11月、病気のため歩行困難になり、事務所の社長を退任したのだ。
Aさんが退任して以降、社長に就任し、タレントとの二足のわらじを履くこととなった玉緒。さらに、病と闘う娘のサポートもしていた。20年5月、本誌は足をひきずりながら自宅マンションからタクシーに乗り込むAさんの姿を目撃し、玉緒は独身で子供もいない娘を“逆介護”していたことを報じている。
娘を献身的に支える母。しかし、そんな2人の関係にもすきま風が吹き始める。東京都心のタワーマンションのなかの別々の部屋で暮らしていた2人だったが、昨年9月に都内にある別の高級マンションから出てくる玉緒の姿を目撃。
さらに、今年2月に本誌は、数十年前に結婚してから1年ほどで離婚して以来独り身だった男性・Bさんが、玉緒の元運転手で麻雀仲間でもあった男性と再婚していたことも報じている。
玉緒とAさんが疎遠になった理由について、当時母娘の知人は本誌にこう語っている。
「玉緒さんの友人だったとはいえ、Bさんは周りから見ると、“何の仕事をしているのかよくわからない人”というのが、正直な印象でした。さらに交際が始まってからは、BさんはとにかくAさんの言うことには“絶対服従”の状態。なんでも彼女のやりたいようにさせていましたからね。そんなBさんに対して、Aさんはどんどん信頼を寄せるようになります。
そうやってBさんが雇い主の玉緒さんよりもAさんを優先するようになっていったことで、この2人と玉緒さんの間には、少しずつ溝ができるようになっていったんです」
再び、母娘が公私ともに肩を並べて歩む日が来ることを祈るばかりだ――。
■石田純一は“家庭崩壊”を絶叫
最後は石田純一(68)。11月に元妻の松原千明さん(享年64)がハワイの自宅で亡くなっていたことが明らかになった際、報道陣の前で言葉を詰まらせながら偲んでいた石田。最近は、息子のいしだ壱成(48)と親子共演を果たす映画『散歩屋ケンちゃん』の来年公開に向けて奔走している。
これまで東京都知事選の出馬表明(のちに辞退)や、20年4月には緊急事態宣言が発令されているさなかに沖縄県で新型コロナに感染し生死の境をさまようなど、世間を騒がせることの多い石田。そんな彼を支えているのが、09年に結婚した妻の東尾理子(47)だ。結婚後、2人は3人の子宝に恵まれ、理子はときおり騒動を起こす石田のことを優しく見守り続けてきた。20年8月に、新型コロナ感染で批判を浴びたあともノーマスクでたびたび飲み歩くことについて本誌が直撃した際も、石田は「離婚はない」「理子は怒ってないと思う」と断言していた。
しかし、そんな2人にもついに不和が。昨年11月、本誌は度重なる不祥事によって収入激減した石田が家族と住む自宅の売却を検討し、友人に「離婚するかもしれない……」と漏らしていたという情報をキャッチ。そして昨年12月上旬に、そのことについて石田を直撃すると、こう答えたのだ。
「あなたたちに話すことは、一生ありません! もう来ないでいただけますか!」
「家庭は崩壊しています、はい。家庭も、すべて崩壊してますから! 帰ってください!」
つい最近も、石田が相場では3億円と言われていた自宅を、相場の半分ほどの金額で売却して理子から激怒されたことを本誌は報じている。果たして、来年公開の映画で一発逆転を果たし、汚名返上することができるのか――。