「動画では、小室圭さんの眉間にシワが生じ、視線が左右に動いています。これは周囲を警戒し、異常がないか探索しているからと考えられます。また小室さんの視線が(動画の)撮影者に向けられているようにも見えました」
そう語るのは「空気を読むを科学する研究所」代表取締役の清水建二さん。清水さんはしぐさや表情から、その人物の心情を分析する研究者だ。
6月下旬にNYで、しっかりと手をつないで歩く姿を目撃された小室圭さんと眞子さん。その日に撮影されたという動画もYouTubeに投稿されている。
7月下旬の司法試験まで1カ月という時期にもかかわらず、デートを楽しむリラックスした姿にも見えたが、実は小室さんは警戒を解いていなかったというのだ。
夫妻の動画を分析した前出の清水さんによれば、
「(ベーカリーを出て)手をつなぐ際、お互いが手の位置を確認しているようです。習慣的な行動であれば、それは不自然ですので、手をつないで歩くことにあまり慣れていないのかもしれません」
撮影者を意識して、あえて手をつないでみせたということなのだろうか。また精神科医の香山リカさんはこう語る。
「いわゆる“恋人つなぎ”ですが、2人の手の位置などから判断すると、眞子さんのほうがリードしているようにも見えました。この様子から、私は昨年10月の結婚会見での言葉を思い出しました」
香山さんが想起した眞子さんの言葉は次のものだ。
「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。(中略)圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました」
香山さんが続ける。
「眞子さんは結婚や移住については、“あくまでも自分の意思”ということを強調していました。NYの生活でも、圭さんを頼っているのではなく、いまも眞子さんが主導権を握っている可能性が高いと思います」
小室夫妻の“力関係”についてNY在住の日本人ジャーナリストは次のように語る。
「小室さんは何かにつけて眞子さんを立てています。家賃や生活費などの家計の問題から、就職などの将来設計にいたるまで、眞子さんの意向に沿って、小室さんが行動する、というのが基本的なスタイルだというのです」
■夫妻は「子供がほしい」と周囲にもらして
最近、そんな小室夫妻の“将来の新たな目標”について報じられた。7月7日発売の『週刊新潮』が《勝負の7月でも「小室圭さん」は試験より「妊活」》というタイトルの記事を掲載。在ニューヨーク日本総領事館の女性職員らが、眞子さんの“おめでた”に備えて支援しているという内容だった。
前出のNY在住のジャーナリストによれば、
「小室夫妻が渡米する前に、総領事館が、スーパーや美容院など生活に必要な情報をリサーチしており、そうしたデータは夫妻に伝えられています。病院のリストもあったのですが、そのなかには不妊治療にも携わっている病院の名前まであったようです。
実は小室夫妻は渡米直後から、“子供がほしい”という旨のことを、周囲にもらしていると聞いています。理想は“男の子と女の子”で、小室さんは一人っ子だったためか、きょうだいという関係に憧れているのだそうです。
10月で契約更新時期をむかえるため、夫妻は新しいマンションを探しています。『いまより1部屋多い物件を』と希望しているそうで、家族が増えることを想定した計画を練っているのでしょう」
アメリカの医療費は日本に比べても高額であり、特に小室夫妻が住むマンハッタン地区は群を抜いているという。
「円安が進んでおり、NYでの平均的な出産費用でも2泊3日の入院で200万円以上になっています。帝王切開ですと4泊5日でさらに高額になります。日本でいえば港区の山王病院のような、出産に定評がある病院を選んだりすれば、さらに費用はかさみますね」(前出・NY在住ジャーナリスト)
NYでの“セレブ出産”を避けるために、日本に一時帰国するという選択肢はないのだろうか。だが、眞子さんを知る秋篠宮家関係者はこう語る。
「眞子さまは少女時代から、自分でこうと決めたことは曲げないご性格でした。そのご性格を鑑みれば、数年内の帰国はありえないと思います。
ご結婚について、ご家族や国民から祝福を受けることができなかったことは、非常に悔しいことだったでしょう。小室さんが何度も司法試験に挑戦しているのも、“結婚という選択が正しかったことを証明し、見返したい”という眞子さまのお気持ちをくんでいるからなのだと思います。
NYでの生活に固執し、また、かの地での妊娠・出産を目指されているのも、そうしたお考えからなのではないでしょうか」
動画の撮影者に気づきながらも、あえて手をつないでみせた眞子さんと小室さん。その行動も“幸せな夫婦”をアピールするためだったのか。