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厳かな雰囲気の中、皇居の宮殿・松の間で催された、令和初となる歌会始の儀――。紀子さまの右隣にお座りになっていた眞子さまは、じっと前方を見つめていらっしゃった。
「実は宮内庁内部では、眞子さまの和歌が話題となっていました。今回のお題は『望』でしたが、まさに眞子さまの切なる“望み”がこめられたような、意味深な歌だったからです」(宮内庁関係者)
眞子さまが詠まれたのは、次のような歌だった。
《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》
歌人の梅内美華子さんに、眞子さまの歌を解説してもらった。
「月に兎が棲んでいて餅つきをしている――。そんな昔話を信じる純真さを、いつまでも持ち続けていたい、というお歌です。満月の明るく清澄な月光に何かをお祈りになっているのでしょう。眞子さまにとって月は、恋の思い、あるいは思い出と一体化しているものかもしれません」
「月」といえば、思い出されるのは'17年9月、眞子さまとの婚約内定会見で、小室圭さんが披露したこんなエピソードだ。
《ある日、夜空にきれいな月を見つけ、そのとき、思わず宮さまにお電話をいたしました。その後も、きれいな月を見つけますとうれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています。宮さまは私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます》
実は、夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が奇麗ですね」と翻訳したとの俗説があり、小室さんもこれをなぞったと思われる。
眞子さまの結婚延期について、秋篠宮さまは昨年11月の会見で《何らかのことは発表する必要がある》と発言。結婚延期から丸2年となる今年2月、眞子さまご自身が文書などで国民に向けた説明をされる見通しとなっているが……。
「くしくも英王室ではヘンリー王子とメーガン妃の“王室離脱宣言”が話題となり、眞子さまの発表にも注目が集まっています。そんな中で眞子さまは大胆にも『I LOVE YOU』を暗示する“月”を2回も用いた“愛の短歌”を詠まれたのです。このままでは来月、眞子さまからどんな“爆弾発言”が飛び出すかわからない――。紀子さまは凍りつかれたに違いありません」(前出・宮内庁関係者)
和歌に込められた「揺るがぬ愛」。来月、眞子さまは31文字に収まらない思いを打ち明けられる――。
「女性自身」2020年2月4日号 掲載