昨年10月に秋篠宮家の長女・眞子さんが皇室を離れたことで、内親王・女王は合わせて5人に。皇族数の減少が深刻化するなかで、皇室にとどまる“現役プリンセス”の存在感が高まっている。
「高円宮妃久子さまといえば、皇室随一の社交家で、多彩な人脈をお持ちです。典子さん、絢子さんのお相手も、久子さまが紹介された方なのです」(宮内庁関係者)
高円宮家の3姉妹のうち、次女・典子さんは’14年10月に千家国麿さんと結婚。’18年10月には三女の絢子さんが守谷慧さんと結婚した。独身なのは長女の承子さまだけだが、意中のお相手がいないわけではない。
「承子さまは、メガバンク勤務の男性と順調な交際を続けていらっしゃるそうです」(皇室担当記者)
この男性との交際が報じられたのは、’14年8月の『週刊新潮』だった。つまり、7年以上にわたって彼を“キープ”し続けていることになる。なぜ、妹のお二人のように結婚なさらないのだろうか。皇族方とも交流のある元華族の女性はこう語る。
「宮家のご長女は、皇室に残って宮家を支えようというお気持ちが強くあります。今後、女性宮家の制度ができる可能性もありますし、そう簡単に結婚はなさらないのだと思います」
20歳のころには、イギリス留学中に承子さまがSNSで綴られていたとされる日記が流出。そこには、《胸にヤモリの刺青入れたいんだけどなぁ〜》といった赤裸々な書き込みの数々が。恋愛についても《好きな人がゲイ…。終わってる》《年下(男ね。)に飽きてきました…》などと書かれていた。皇族らしからぬ奔放ぶりは物議を醸し、当時は久子さまの厳しい叱責を受けたという。
“お騒がせ皇族”と呼ばれた承子さまだが、現在はご公務の傍ら、日本ユニセフ協会に勤務されている。皇族数の減少で、内親王だけでなく女王の活躍が期待されている。
名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「皇族の人数が減少している中では、内親王だけでなく女王の役割や存在感も必然的に高まっていくでしょう」と語る。承子さまも“次期当主”としての責任感を抱かれているようだ。