犬がかかりやすい病気について解説しています。
今回は放っておくと怖い「歯・口腔の病気」についてご紹介します。
歯・口腔の病気になりやすい犬種トップ6はすべて小型犬!
上のグラフを見ると、保険金の請求割合のトップにランクインしているすべてが小型犬!
小型犬は、口が小さいわりに歯が大きく、歯と歯の間が狭くなっています。
そのため歯垢がたまりやすく、歯周病などの病気にかかりやすい傾向にあると考えられます。
年齢が上がるにつれ、歯・口腔の病気のリスク増!
グラフでは、年齢が上がるにつれ、保険金の請求割合が高くなっています。
歯垢や歯石は年々たまっていくので、それに伴って歯周病などの病気の発症率も上がり、請求割合が高くなっていると考えられます。
次回は、予防の方法や早期発見のコツをくわしくご紹介します。
歯・口腔の病気にかかりやすい小型犬やシニア犬の飼い主さんは要チェックです!
データ提供:アニコム損害保険株式会社
※各グラフ中の「請求割合」について/「請求割合=保険金支払いのあった犬の数÷保険に契約している犬の数」と定義しています。
保健期間の1年間のうちに1回でも保険金支払いがあった場合は1としてカウントします
出典:「いぬのきもち」2017年9月号『データで解析! 今月の予防したい犬の病気』