関西2府8県の博物館や資料館などが入館無料になる「関西文化の日」。大人も子供もお得に1日遊べるとあって、大人気のイベントです。
第17回目となる今年は、11月16日(土)と17日(日)を中心に、多くの施設が無料デーを設けます。今回は、その中でも親子におすすめのスポットを厳選して紹介! 人気鉄道博物館や水族館、動物園など盛りだくさんなので、ぜひおでかけしてみてください。
京都鉄道博物館(京都府)
京都市にある「京都鉄道博物館」は、鉄道の歴史を通して日本の近代化の歩みが体感できる博物館。実物車両が多数展示されているほか、運転シミュレーターもあり、充実しています。
11月16日(土)と17日(日)は、17:30〜20:00に限り無料で入館できます(最終入館は19:30まで)。一部の体験展示は10:00〜17:30(最終入館は17:00まで)の通常時間内に終了しますが、一般1,200円、高校・大学生1,000円、小・中学生500円、3歳以上200円の入館料が必要なので、夜はお得です。
滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県)
滋賀県草津市にある「滋賀県立琵琶湖博物館」は、日本最大の湖・琵琶湖についてたっぷり学べる博物館。約200万年前の琵琶湖を再現したジオラマのほか、アザラシに会える国内最大級の淡水生物の水族展示室などが人気です。
11月16日(土)と17日(日)は、通常一般750円、高校・大学生400円の常設展観覧料が無料になります。企画展は料金が別途必要です。
大阪市立自然史博物館(大阪府)
「大阪市立自然史博物館」は、「自然のしくみ」「自然の歴史」「人と自然の関わり」についての展示が豊富な博物館。玄関前ポーチのナガスクジラの骨格標本や、エントランスホールのナウマンゾウ実物大模型、第2展示室の恐竜標本など、見どころ満載です。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人300円、高・大学生200円の入場料が無料になり、常設展が楽しめます。両日とも「大阪自然史フェスティバル2019」が開催され、100以上のブースで自然の楽しさを体感することもできます。
万博記念公園(大阪府)
大阪府吹田市にある「万博記念公園」は、1970年に開催された「日本万国博覧会」の成功を記念し、その跡地に整備された公園。シンボルの「太陽の塔」や、日本庭園・自然文化園、博覧会の記念館「EXPO'70パビリオン」など、遊べて学べるエリアが数多くあります。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人260円、小・中学生80円の日本庭園・自然文化園の共通入園料が無料になります。「EXPO'70パビリオン」(常設展)、「大阪日本民芸館」(企画展)、「国立民族学博物館」(常設展)も無料で楽しめますよ。
自転車博物館サイクルセンター(大阪府)
大阪府堺市にある「自転車博物館サイクルセンター」は、約300台の実物展示や体験展示が楽しめる日本で唯一の自転車博物館。隣接する「大仙公園」の「自転車ひろば」を利用し、クラシック自動車のレプリカ体験試乗や自転車乗り方教室といったイベントも随時行っています。
11月16日(土)と17日(日)は、通常一般200円、中・高・大学生100円、小学生50円の料金が無料になり、すべての展示が楽しめます。
大阪市立科学館(大阪府)
「大阪市立科学館」は、参加体験型の展示やさまざまな資料、サイエンスショーなどを通して、楽しく科学が学べるミュージアム。リアルな星空を追求したプラネタリウムには、幼児〜小学校低学年の子供がいる家族を対象とするファミリータイムも用意されています。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人400円、高校・大学生300円(学生証の提示が必要)の展示場の観覧料が無料になります。プラネタリウムは料金が別途必要です。
兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県)
兵庫県三田市にある「兵庫県立人と自然の博物館」は、「人と自然の共生」をテーマにした自然史系博物館。同県で発掘された恐竜の化石をはじめ、大阪湾で捕獲されたナガスクジラの全身骨格標本など、迫力ある展示がそろいます。
11月16日(土)、17日(日)は、通常大人200円、大学生150円の観覧料が無料になり、すべての展示が楽しめます。恐竜化石のクリーニング作業を行う「ひとはく恐竜ラボ」の見学もできますよ。
姫路市立動物園(兵庫県)
「姫路城」内の「三の丸広場」に隣接する「姫路市立動物園」は、約100種400点の動物に会える動物園。ゾウやキリンといった大型の動物が見られるのはもちろん、ヒツジやモルモットなどと遊べる「ふれあい広場」もあり、家族連れに人気です。
11月23日(土・祝)は、通常大人210円、5歳〜中学3年生30円の入園料が無料になります。のりもの券の利用で観覧車やモノレールなどに乗れるミニ遊園地も併設されています。
姫路市立水族館(兵庫県)
「姫路市立水族館」は、「手柄山中央公園」の東山腹に位置する水族館。播磨地方の里地・里海で見られる身近な生き物のほか、ペンギンやカメにも会うことができます。飼育員の解説が聞ける「お魚ガイド」などのショーも時間限定で実施しています。
11月23日(土・祝)は、通常大人520円、小・中学生210円の入館料が無料になります。ウニやヒトデなどにふれられるタッチプールでも遊べますよ。
バンドー神戸青少年科学館(兵庫県)
兵庫県神戸市にある「バンドー神戸青少年科学館」は、「宇宙と地球」「生命の科学」といった6つの展示室に、浮遊体験型アトラクションなど約400点の展示があり、楽しみながら学べる科学館。約2万5,000個の星が投影できるプラネタリウムも併設されています。
11月16日(土)と17日(日)は、「関西文化の日」として通常18歳以上600円、小・中・高校生300円の展示室の入館が無料になります(プラネタリウムは有料)。すべり台やシーソーなど多くの遊具がそろう広場もあり、幼児もたっぷり遊べるスポットです。
橿原市立こども科学館(奈良県)
「橿原市立こども科学館」は、体を使って遊びながら科学の基礎が学べる「見て、聞いて、触って遊ぶ科学館」。ペットボトルで作ったロケットを空気の力で飛ばせるエリアや、関西圏で最大級の「フーコの振り子」など、見どころがたくさんあります。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人410円、学生310円、4歳〜中学生100円の観覧料が無料になり、すべての展示が楽しめます。16日(土)は中学生以下対象の特別工作教室「すすめ!きょうりゅうカー」(整理券配布/各回25人)、17日(日)は「片平敦さんのおもしろサイエンスショー」(先着順/各回120人)など、特別イベントもあるので要チェックです。
橿原市昆虫館(奈良県)
「橿原市昆虫館」は、1,000点を超える昆虫標本や化石標本、10種類約600頭の蝶が飛び交う放蝶温室などを備えた「見て・聞いて・触って・感じる昆虫館」。自然の中で生きた虫を観察する会や、テーマを決めて展示する特別展といった催しも行われています。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人520円、学生410円、4歳〜中学生100円の観覧料が無料になり、すべての展示が見られます。
和歌山県立自然博物館(和歌山県)
和歌山県海南市にある「和歌山県立自然博物館」は、豊かで美しい和歌山県の自然について紹介する施設。1枚ガラスの大水槽がある水族館コーナーをはじめ、那智原始林のジオラマ、肉食恐竜の歯など、見逃せない展示が並びます。
11月16日(土)と17日(日)は、通常大人480円の入館料が無料になり、すべての展示が楽しめます。
わらべ館(鳥取県)
鳥取県鳥取市にある「わらべ館」は、子供の歌の成り立ちから時代を追って展示する「鳥取県立童謡館」と、国内外のおもちゃ約2,000点を展示する「鳥取市立鳥取世界おもちゃ館」からなる複合文化施設。体験型展示も豊富で、子供はもちろん大人も楽しめます。
11月17日(日)は、「関西文化の日」として通常大人500円の入館料が無料になり、すべての展示が見られます。
鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館(鳥取県)
鳥取県倉吉市にある「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」は、日本で唯一、梨をテーマにしたミュージアム。梨に関する歴史や産業の情報はもちろん、梨園にいる感覚で楽しく学べる体験型展示も用意されています。
11月24日(日)は、「関西文化の日」として通常大人300円、小・中学生150円の入館料が無料に。3品種の梨の食べ比べができる試食コーナーもありますよ。
福井県立恐竜博物館(福井県)
福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」は、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館。竜盤目・鳥盤目あわせて44体の恐竜全身骨格が見られるほか、恐竜時代を再現した巨大ジオラマ、CGシアターもあり、大人も子供も夢中で楽しめます。
11月16日(土)は、通常一般730円、高・大学生420円、小・中学生260円の常設展観覧料が無料になります。発掘された化石を石から取り出す作業を行う「化石クリーニング室」の見学もできるおすすめスポットです。
お得におでかけできる「関西文化の日」。施設によって実施日が異なるほか、常設展以外の観覧やイベント参加については有料などさまざまなので、公式サイトをチェックしてから足を運んでくださいね。