パワハラを理由に解任された北大の名和豊春前学長が22日、解任後初めて講演会を開き、解任は文部科学省との対立が原因だと主張しました。
名和豊春前学長:「私の弁明の場は本当に一度もありませんでした。文科省と(大学)理事が結託した“追放劇”をしたのではないか」。
名和前学長は、職員へのパワハラを理由に解任を求めた北大の学長選考会議の申し出を受けた文部科学省に、今年6月解任されました。
講演会で名和前学長は、パワハラの事実はなく大学の自治をめぐり「文科省の意向に従わなかったことが解任につながったのではないか」と主張しました。
北大では次の学長の選考が始まっていて、3人が立候補しています。