千葉・船橋市で13日、京成電鉄の踏切の遮断機を切断した疑いで逮捕された男が、「正午に仕事が入っていたので急いでいた」などと話し、弁償しますと話していることがわかった。
板金業・中野勝徳容疑者(53)は13日午前7時すぎ、船橋市の京成電鉄・船橋競馬場駅近くの踏切が、人身事故の影響でおよそ30分間閉まったままだったため、遮断機の棒2本をのこぎりで切断した疑いで、15日朝に送検された。
中野容疑者は、「渋滞で車が動かなくなり、腹が立ってやってしまった」と供述していて、警察のその後の調べで、「正午に引き渡しの仕事が入っていたので急いでいた」と供述し、「弁償します」との趣旨の話をしていることが新たにわかった。
京成電鉄は、今回の踏切切断について、損害賠償を請求する方向で検討している。