いま、画像のジェイソン・モモアの顔をまじまじと見つめてた? だとしたら、左眉を斜めに走る大きな傷にたぶん気が付いたはず。その傷が、彼の全体的な雰囲気を作り出すことに奏功していて、『ライオン・キング』の伝説的人物、その名も「Scar(傷)」の実在版みたいな感じも漂わせてはいるのだけれど。
しかし、ジェイソンはどうしてこの傷を負ったのだろう?
『ゲーム・オブ・スローンズ』で"ドロゴ"を演じている最中の傷ではない。実は、その裏話はかなり強烈で、バーでの喧嘩に巻き込まれたことによるものだから、気を引き締めて聞いて。
2008年頃、バーでブラブラしていたジェイソンの額に、割れてあちこちに砕け散ったビールのパイントグラスが当たったというのだ。140針を縫う大怪我で、ひどい外見に実は落ち込んだ、と彼は『New York Post』紙に語っている。
「僕は人生でずっと“プリティ・ボーイ“って呼ばれてきたっていうのに。強いて言うなら、こんな感じ。"わかった。僕はもう、そういう外見とは無縁になったんだ"って思ったよ」
念のために、これがビフォー。パイントグラスが当たる前のジェイソンの顔(まだ、この裏話の衝撃から立ち直れない!)。
そして、アフターがこちら。
さらに、『ゲーム・オブ・スローンズ』での彼は、こんな感じ。
さようなら、ドロゴ。ドラマが終わったら喪に服すわ。
Translation: Mitsuko Kanno
From Harper's BAZAAR.com