アジアサッカー連盟(AFC)は2日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区のグループステージ開催期間延長と決勝トーナメント日程の変更を発表した。また、正式な代替日は16日に伝えるとしている。
中国を始めとしてアジア、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、日程の変更を余儀なくされていたACL。日本からは横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸が参加しているが、AFCはGSの開催期間を延長し、それに伴って決勝T日程にも遅れが出ることを明かした。
マレーシアのクアラルンプールで行われた会議にて合意されたのは、3月と4月に予定されていた試合が開催不能な場合。その際は、第3節を5月19、20日、第4節を5月26、27日、第5節を6月16、17日、第6節を6月23、24日に移動させることが可能となった。
なお、当該クラブ間、その他の利害関係者の間で合意がある場合は通常通り開催されるとのこと。日本以外のクラブによる試合は7月でも消化可能とされているが、それ以外の第1節、第2節の延期分を含む未消化試合は、8月までに行われなければならないとも伝えられている。
さらに、決勝Tでは1回戦のファーストレグが8月11、12日、セカンドレグが8月25、26日、準々決勝は9月15、16日と9月29、30日に再配置。準決勝は10月20、21日と10月27、28日に行われ、決勝のホーム&アウェイ2試合は東地区で11月22日、西地区で11月28日のままだ。
AFC書記長のダト・ウィンドソー・ジョン氏は、この件について「AFCは健康についての懸念が高まっているこの時に、何人も危険に晒すつもりはない。この現在の状況に迅速かつ安全に終止符が打たれ、フットボールが人々の生活に喜びと娯楽をもたらす役割を果たすことができるノーマルな状態に戻ることができることを望んでいる」と、断固とした姿勢を見せている。