2024年4月11日、元横綱の曙太郎さんが、4月に心不全で亡くなったことが分かりました。
告別式は家族のみの密葬で行われるというこです。54歳でした。
曙太郎さんは7年前に北九州市で倒れて以来、闘病生活を続けていました。曙さんは、東京近郊の病院に入院していたということです。
アメリカ・ハワイ出身の曙さんは1993年に第64代横綱になり、人気を博しました。
■元横綱 来歴
曙さんはアメリカ・ハワイ出身。
昭和63年3月場所で初土俵を踏み、203センチを超える長身から繰り出す突きと押しで人気を博しました。
平成2年9月場所で新入幕を果たし、平成4年7月場所で新大関 に。そして、平成5年3月場所で外国人として大相撲史上初の第64代横綱となりました。
若貴兄弟とライバル関係を築き、1990年代の空前の相撲ブームをけん引しました。
生涯戦歴は654勝232敗181休(78場所)。
その後、平成13年1月場所で現役引退。
東関部屋に残り部屋付き親方とし後進の指導にあたったのち、2003年11月に日本相撲協会を退職。
2003年に大相撲協会を退職。同年にK-1出場を表明、その後も、K-1、総合格闘技などの試合に出場、プロレスラーとしても活躍しました。