ビートたけし(76)が、11月19日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、日本の年金制度について語った。
たけしは「オレ、国民年金って(通知書を)びーっとはがしてみたけど、1カ月に6万円だったもん。めまいがして倒れた。(会社員などが加入する)厚生年金とか、ないからね、結局」と告白。だが、パトリック・ハーランから「多くの国民は、たけしさんに(年金は)給付しなくてもいいと思っている」とツッコミを入れられた。
また、たけしは「リタイア」について「欧米はとくに、いかに若くしてリタイアするかで仕事をして、あとは悠々自適で、ゴルフをやったりして、マイアミかなんかに住むのが夢だもんね」と指摘。さらに「オレはずっと言ってるのは、リタイアしたときには、なに(か新しいことを始めようと)したってどうせ(どうすればいいか)わからないんだから、現役のときに『辞めたら、これがやりたい』というのを早めに作っとかなきゃだめだよ」と話していた。
年金について語ったたけしにSNSではさまざまな意見が寄せられた。
《(年金心配しなくても)たけしさん、生活できる収入あるでしょうが(笑)。》
《どうせ年金給付されないんだから安楽死整備してくれ》
《年金についてTVタックルで話してるけど、物価高に対して年金の額の価値ってめちゃくちゃ下がってる気がするし、それなら年金分をNISAとかで自分で入れられる制度を作って欲しいな》
「たけしさんは、11月12日放送の同番組では、岸田政権が『困窮世帯への7万円給付』『課税世帯への4万円減税』を打ち出したことにコメントしていました。
『はたして、国の経済対策によって我々の生活は、いまより豊かになるのだろうか』というナレーションに対し、たけしさんが『(豊かに)なるわけねえよな。4万円じゃあな』とダメ出し。
また、共演する大竹まことさんは『俺はいま、年金6万5000円もらってるけど、電気代にも足りません。俺たちが若いときに払った年金は、俺たちのために使ってないんだよ』と苦言を呈していました」(芸能ライター)
たけしが納得できる生活をするには、後期高齢者となってもまだまだ仕事をし続けなければならないということか。
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