KinKi Kidsの堂本剛が、4月2日放送の『堂本剛とFashion & Music Book』(bayfm)で、自身が悩んだ「パニック障害」について語った。
17歳の女性リスナーから、「突然悲しくなって、急に泣いたりしてしまう」という届き、剛は「まさしく同じ症状」と回想。当時は、今ほどパニック障害が世間に知られておらず「(心ない言葉の)ダメージもいっぱい受けました。だから全然治らなかったです」と振り返った。
「助けてくれる人もいて、なんとかやって来れたけれども、本当に自分でも、どうしていいかわからなかった。急に来るんです。ライブで楽しくやっていても、急に怖くなる。こればっかりは自分でもわからない」
自身のつらい体験を明かしつつ、「薬を飲むのを嫌がったので、僕は長引いたのかもしれない。嫌がる必要もないと思うから、風邪をひいたら風邪薬を飲むのと一緒です」と服薬を受け入れることを提案。
また、「人に傷つけられることがあるかもしれないけど、それを癒やしてくれるのも、また人だったりする」とエール。「人のことも思いながら、自分のことを思うことも、少しずつ増えていけたらいいんじゃないか」と励ましていた。
剛の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《パニック障害に剛くんがなった頃はまだ余り知られてなかったから色んなこという人がいてなかなか治らなかった》
《剛くんのパニック話、わかりすぎて泣けるわぁ》
《私も8年ぐらい前からパニック症と付き合っているけど、剛くんのラジオに救われています》
「剛さんは2019年8月31日放送の同番組でも、パニック障害について回想しています。
『これがなかったら、もっといっぱいやれたし、もっといっぱいやりたいことあったな』と悔やんでいました。
『めっちゃ楽しい友達とご飯を食べて、ワーって楽しんでいるときに、急にブワーって症状出てきたりとかして。え? なんで? って』とつらい面持ちでした」(芸能ライター)
剛の言葉は、同様の症状に悩む人に大きな励みになったはずだ。
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