投資トラブルの渦中にあると報じられ、7月23日に所属事務所を退所した、お笑いコンビ「TKO」の木本武宏。24日には、今後の芸能活動は継続する意向で、相方・木下隆行とのコンビ解消もしない方向だと、『日刊スポーツ』が報じている。
「木本さんは、親しい後輩芸人やタレント、スタッフらに仮想通貨などの投資話を持ちかけ、資金を集めていたといいます。金額は調査中だといいますが、一部では7億円にのぼるとも報道されています。
一緒に投資を進めていたパートナーと連絡がつかなくなり、集めたお金が持ち逃げされる事態になったのですが、現在は連絡がついて、互いに代理人を立てて交渉する段階に入っているとされます」(芸能記者)
当初、所属事務所が番組降板を申し出たことで、レギュラー番組が次々と終了した。23日にTwitterを更新した木本は、事務所を退所したことを報告しつつ、《必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です》とつづっている。
今後も芸能活動を続け、被害を負った人々に返金していく意向を示した木本だが、ネット上では厳しい声が相次いでいる。
《信じる信じないは個人差あるとは思うけど…出てきても笑えないかもです》
《TKO木本の芸能活動継続の意向とかコンビ解散はしないとかまず事件をはっきり説明して今後の対応を決めてから話すことでは?》
《TKO複数回の不祥事でテクニカルノックアウト!!って言われるんだろうな 木本も木下も地上波復活は困難かなあ》
「実際、木本さんの今後は茨の道でしょう。かなりいろいろな人に投資話を持ちかけていたようですから、当面テレビの仕事はむずかしい。
2020年にパワハラ報道で退所した木下さんのように、まずはYouTubeで活動していくのが現実的です。ただ、YouTubeでコンスタントに数字を出せる人は意外と少ない。YouTubeを始めても、軌道に乗せられるかどうかは未知数です。
これまで、木本さんの報道に沈黙してきた木下さんですが、25日の『スポニチ』によれば、『大丈夫かな。何かできることはないかな』と周囲に相談していたといいます。
仮にYouTubeでコンビ再開となれば、多少は話題性がありますが……。別々の不祥事で退所に至った2人を見て、はたして視聴者は笑えるのかという懸念も捨てきれません」(同)
大金が絡むトラブルを経たことで、笑いのスタイルもこれまでどおりとはいかない。なにはともあれ、まずは “事の経緯” を世間が納得する形で明らかにするところから始めていくしかないだろう。
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