2022年12月の頭に、年内いっぱいの休養延期を発表した中居正広。それからおよそ1カ月が経過し、休養決断に至った裏側での、本人の覚悟が見えてきた。
「中居さんは2022年7月、急性虫垂炎のため入院しており、その後、一度、復帰しています。ただ、体調が戻りきらず、10月には冠番組を体調不良で欠席。11月には、1カ月間の休養を宣言したのち、12月には休養を年内いっぱいに延期すると発表していました。本人の希望により、詳しい症状は明かされていません」(芸能記者)
休養中でも、VTRや電話出演をはたし、番組を支え続けてきた。12月11日放送の『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)では、VTR出演し、「1年の締めくくりは珍プレー、そしてプロ野球でお楽しみください!」とメッセージを寄せている。ただ、休養に入る前よりかなり痩せた姿には、心配の声が多く上がっていた。
12月14日の「FRIDAYデジタル」によれば、療養中の中居は、テレビ関係者らに「必ず戻るから!」と宣言していたという。中居が『珍プレー』VTRの収録に臨んだのは11月の休養発表の直前で、現在は「さらに痩せてしまっている」と番組関係者が証言している。
本格的な休養に入る前、中居は無理をおして、休養期間中に向けた準備を進めていたようだ。1月6日の「WEB女性自身」では、2022年10月末の休養直前、テレビ朝日局内で、関係者に支えられながら歩く中居を見かけたと、制作関係者が証言した。
この日は『中居正広のキャスターな会』の収録日だったが、楽屋のなかで“異変”が起きていたという。中居の表情は暗くやつれており、楽屋では「中居さんの周囲の4、5人のスタッフが全員、涙をこらえているかのように天井を見上げていました。いま思うと、休養に入る前の“別れの挨拶”をされていたのかもしれません」(前出・制作関係者)と伝えられた。
2022年いっぱいの休養を宣言した中居は、休養期間中は有名大学病院に入院していると報じられていた。だが、1月6日の「NEWSポストセブン」は、正月に都内の自宅駐車場から、中居が自ら運転する場面を報じている。記事によれば、年末年始を病院で過ごすようすすめた人もいたが、中居はそうしたアドバイスを振り切って強制退院し、住み慣れた自宅で過ごすことを選んだという。
約2カ月の静養を経た中居。現時点では、仕事を再開するといった発表は聞こえてこない。1日でも早く快復し、またあの笑顔を見られるようにと、誰もが願っていることだろう。
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