《私が演じる「山本 / ジャンゴ」はなかなかしんどい役ですが、誠実に向き合って行きたいと思っています。
どんな事にも立ち向かい、誰かを守り、守られ、必ず、光はあると信じて。観て下さった方々の心に何かが残ってくれます様に……》
女優の天海祐希(54)が、こうコメントを出していたのは、現在、大阪・森ノ宮ピロティホールで公演中の舞台『広島ジャンゴ2022』についてだ。
同舞台は天海と鈴木亮平(39)がW主演を務め、仲村トオル(56)、藤井隆(50)らが脇を固める大型作。4月5日から30日までの東京公演を終え、5月16日まで大阪で公演をおこなう予定だ。
この公演中に、ある “事件” が起きた。最初に起きたのは4月11日――。
同舞台の脚本と演出を手がける劇作家・蓬莱竜太氏(46)が、女優・伊藤沙莉(28)と “18歳差の熱愛関係” にあることを「FRIDAYデジタル」が報じた。
それから一週間ほどたった4月20日、「文春オンライン」は、蓬莱氏がNHK連続テレビ小説『わろてんか』にも出演していた女優・鈴木たまよ(27)とのデート姿をキャッチ。蓬莱氏が、伊藤と鈴木とで二股をかけているという疑惑を報じたのだ。
舞台公演中に “二股疑惑” が出たことに、蓬莱さんから各出演者、スタッフに釈明があったそうです。
内容が内容だけに、舞台の女性スタッフたちからは冷ややかな反応だったようです。しかし、一番怒りを見せていたのは天海さんでした」(舞台関係者)
彼女が怒ったのは、記事に「どうしても許せない行動」が書いてあったからだ。
「天海さんは、二股疑惑よりも、蓬莱さんが鈴木さんと “飲み” に行ったことを問題視していました。『舞台中に飲み歩いて、メンバーにコロナをうつしたらどうするんだ!』というわけです。
演出家は、稽古が終わったあと初日しか来ない人も多いのですが、蓬莱さんはほぼ毎日、現場に顔を見せる。そこで、飲み歩いている蓬莱さんから舞台関係者にうつされたらたまったもんじゃないですからね。
舞台業界ではコロナ禍以降、関係者に陽性者が出て、休演や公演中止になることがしばしばありました。出演者やスタッフは行動制限するのが当たり前で、蓬莱さんにプロ意識が足りないと怒るのも当然でしょう」(前出・舞台関係者)
いまのところ、同舞台で感染者は出ず、このまま千秋楽を迎えられそうだ。経験豊富な天海が《しんどい役》と表現した舞台。それを台無しにされかねないと思い、怒るのは無理からぬことだろう――。
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