「できあがった世界観の中に入るので、ちょっとよそ者な感じはしたんですけど、現場が本当にいい雰囲気で。キャストと監督が信頼し合っているんだなっていうことが伝わってきました。とてもいい現場だったと思います」
「正義感が強くて純粋な面があって、うぶだけど好意を寄せる相手にはストレートで。どこかかわいらしいんですよね。好きなら好きって言うことは気持ちがいいし大事なことだなって、思い出させてもらえるような役でした」
「休息というか、寝て起きて食べて、ちょっと運動したり本を読んだりしていると一日が終わる。そういうふつうの生活をしていたんです。でも、鳥の声が聞こえたり花の香りを感じたりして、そこに喜びとか感動がたくさんあって。そういう本来持っていたであろう感覚を取り戻せたことは、大きな気づきでしたね。仕事を続けていくうえでの礎の部分、根っこができて、これまでとは違った表現ができるといいなと思います」
「覚悟のうえでしたが、誤解されたり、心配されたりするのは、本意ではなくて。アーティストが心情を歌詞に書いたり、作家が小説を書くように、私にとっても書くということは、表現のひとつで。いま、もがいているんだな、楽しんでいるんだなって、一人の人間が変化していく過程を、エンタメとして楽しんでもらえたら嬉しいなって。伝わる人にはちゃんと伝わると信じて」
まつもとまりか
37歳1984年9月12日生まれ 東京都出身 T160 2000年、デビュー。以降、映像作品への出演多数。ドラマ『17才の帝国』(NHK総合)、『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系)に加え、映画『極主夫道 ザ・シネマ』(公開中)、『妖怪シェアハウス -白馬の王子様じゃないん怪-』(6月17日公開)と出演作が目白押し。そのほか最新情報は、公式Twitter(@marika_2000)、Instagram(@marika_matsumoto)にて
写真・東 京祐
スタイリスト・長瀬哲朗
ヘアメイク・森ユキオ