【ハプニングバー】居合わせた客が語る「摘発の瞬間」捜査員20人以上がローションイベント中に突入
「捜査官は20人以上。受付のある1階から2階、地下階まで一気に制圧された感じでした」
「捜査員は口々に『そのまま動かないで』と言っていました。この日は週に一度は開かれる “イベント日”。当日はローションを使ったイベントが開かれていたんです。水鉄砲にローションを入れて、Yシャツ姿になった女性にかける内容で、それを2階のプレイルームでおこなっていました」
「私物はロッカーに預けるのがこの店のルールです。入口が二重扉になっていて、警察に突入されても5分ほどかかるという話でした。もし突入があったら、照明の色が変わって同店のスタッフが裸のお客さんに服を着るよう指示するんです。
「眠れる森の美女」は15年ほど前に営業を開始している。会員制で、男女の合意をもとに “ハプニング的” に生じた性行為の場を提供。同時に、行為にからんでいない客も、その様子を鑑賞できるようにしていた。週末は1日80人程度が来店し、年間3億円ほどの売上があったとみられている。
「同店は2カ所に大きく店名を掲げていました。ラブホテル街から道玄坂に出る途中にあり、道幅も広いことから、店の前で巡回中の警察官が打ち合わせする姿が、しばしば目撃されています。つまり、ほぼ “公然と営業” していた状態。それだけに、深夜の摘発で、同店周辺は一時騒然となりました」
「都内のハプニングバーは、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が出ている間は休業していました。つまり、この3年間は、数えるくらいしか営業日数がなかったのです。