《私はもう2度と買わない》
《これは弁護の余地が無い。企業イメージ低下不可避》
《山田養蜂場のスキンケア使ってたから、すごくショックです》
SNSには、多くの失望の声が……。
警視庁は、8月10日、ハチミツなどを製造・販売する山田養蜂場の専務取締役、山田満生容疑者を東京都迷惑防止条例違反(盗撮)と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の両容疑で逮捕した。
山田容疑者は、東京・日野市の27歳女性と共謀し、2022年12月、八王子市の入浴施設の女性脱衣室内で盗撮させた疑い。
女性は「パパ活」で山田容疑者と知り合い、自身の裸の画像を送りお金を受け取っていたが、「あなたの裸に興味はなくなった。若くてきれいな人を撮ってまわってください」と要求されたという。女性は書類送検されている。
警視庁が山田容疑者のパソコンを押収して調べたところ、SNSで知り合った17歳の女子高生にも30点の動画を撮影させ、送信させた疑いが浮上している。
山田養蜂場は8月15日、自社サイトに「役員不祥事に関するお知らせ」と題した文書を掲載。8月14日付で、同社の役員を解任したことを発表している。
「山田容疑者は、山田養蜂場・山田英生社長の次男で、33歳。関連会社の『山田みつばち農園』の社長でしたが、こちらも8月14日付で解任されています。山田容疑者のものとみられるFacebookのプロフィールには『2020年12月12日から既婚』とあることから、結婚はしているようです。
山田養蜂場は1948年、岡山で創業。ローヤルゼリーの研究で知られましたが、一気に事業が拡大したのは平成以降。現社長の山田英生氏が通販事業を強化してからです。ローヤルゼリーやプロポリスなどの健康食品をテレビショッピングで全国展開し、売上高はグループ会社合計で574億円(2022年4月現在)とされています。
創業者の娘に先天性の心臓疾患があったことからローヤルゼリーの生産を始めたーー山田養蜂場はそんな美談を前面に押し出していますが、健康食品会社にとって何より大事なのが企業イメージ。生命線と言っていいだけに、今回の件は同社にとって致命傷になりかねません」(週刊誌記者)
山田養蜂場といえば、過去にこんなトラブルも。
「2022年9月、消費者庁は山田養蜂場に対し、景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を出しています。同社のサプリメントについて、新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ効果があるような表示をしたためです」(同)
SNSには、
《岸田総理の息子、ビッグモーターの息子、山田養蜂場の息子で次はどの息子なん?》
など、呆れる声も。ここにも世襲の問題が……。
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