キャンペーンガール。企業の広告塔として選ばれ、その多くが水着でCMやポスターで活躍する美女たちだ。現在は廃止したところも多いが、キャンギャル花盛りの1980~2000年代に輝いたあの子に再び会いに行こう!
小野砂織ほど、数々の不幸を乗り越えてきた元キャンギャルはいないだろう。長女を出産後、シングルマザーとして産み育てた。さらに、妹が事故から全身不随、そのショックで母は脳梗塞で倒れて半身不随の身となった。東日本大震災では、弟を津波でうしなった。
「40代は、介護と子育てに追われながら仕事に全力を注いできました。2011年に結婚し、長男はまだ8歳。家事はほぼ私のワンオペですが、もう慣れました(笑)」
1997年、『ワンダフル』(TBS系)の初代ワンギャルとしても人気を博した。
「父が厳しく、当初は仙台から新幹線で東京に通っていました。旭化成には、1992年も最終選考まで残ったんです。その年に選ばれたのが、松嶋菜々子さんです」
現在は、エステサロンを経営。フランス、イタリアなどエステ先進国の技術を実地に学び、超有名セレブもお忍びで訪れる。美容家として化粧品ブランドRIOSAを立ち上げ、通販番組で16年間、販売実績を伸ばしている。さらに10年近く、旭化成キャンギャルの選考委員と教育係を兼務。元フジテレビアナの久慈暁子も2014年のキャンギャルだが、小野が美容アドバイスをした。
おのさおり
1975年生まれ 宮城県出身 1997年に旭化成水着キャンペーンモデルとして、芸能界デビュー。その後バラエティ番組『ワンダフル』の初代ワンギャルとして活躍。タレント、女優としてテレビに多数出演。1999年に写真集を発売し、Vシネマにも出演
外部リンク