「アントニオ猪木が死んだ!」
「2019年に政界を引退し、さらに妻の田鶴子さんに先立たれてからは、体調は思わしくない状態が続いていたと聞きます。
「3月1日の昼過ぎ、あるプロレス関係者から、『猪木さんの具合が悪くなってる』と連絡があったんです。急いで『猪木がヤバいらしい』と会社に連絡しつつ、裏取りのために警察や内閣情報調査室(内調)の関係者に取材を始めた。
「あれだけ何度も北朝鮮を訪問し、朝鮮労働党の最高幹部との交流がある猪木を、公安関係者が黙って見ているわけがありませんよ。内調に出向していた同僚は、ひんぱんに猪木と会っていましたからね」
「直弟子の藤波辰爾は、噂を聞いてすぐに、猪木本人に直接電話をかけ、無事を確認したそうです。3月3日の興行でも、右腕として猪木を支えてきた新間寿氏が、涙ながらに無事を喜んでいました」(前出・スポーツ紙記者)
「猪木会長がいまおこなっているリハビリは、あくまで3年前に手術した腰の不調によるものです。糖尿病や心臓の疾患との関係はありません。いまは薬が効いていて、心臓の容体も安定しているので、悪いのは腰だけなんです」
“リハビリ動画” をアップしたのも、噂を打ち消すためだった。しかし、弱った姿を晒すことを、猪木はまったく躊躇しなかったという。
「いいことも悪いことも、すべてオープンにしてきた猪木会長らしい。それがアントニオ猪木という生き方。やっぱり会長は、『元気ですかー!!』って言いたいんです」(同前)
「生きてるよ、バカヤロー! まあ、いいんじゃないですか、どんな噂が出たって。言いたい奴には言わしておきゃいいし、いま俺は、夏までの復帰目指して、頑張ってます!」
「燃える闘魂」の灯火は、けっして消えない!
(週刊FLASH 2021年3月23日号)